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  • 2024年10月11日

味の地域差に関する調査2024《料理編》

~全国10エリアの30-79歳の既婚女性を対象とした家庭料理の味付け~

  • 味の地域差に関する調査2024《料理編》
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レポート
「味の地域差」を、大サンプル生活者調査から捉えます。全国を10のエリアに区切りそれぞれのエリアでサンプルを確保。《味嗜好編》と《料理編》があり、《料理編》では、30~70代既婚女性を対象に「家庭料理の味付け」の視点から味の地域差を調査します。

調査概要

調査対象:30~79歳の既婚女性/2,700人予定/2024年6月中旬実施/オフライン調査

調査の内容

特徴1:全国10エリアの「味の地域差」を家庭料理の面から捉える

全国47都道府県を10のエリアに区切ります。
北海道、東北、北関東・甲信、首都圏、東海、北陸・新潟、関西、中国、四国、九州
上記それぞれのエリアでサンプルをしっかりと確保します。

特徴2:全国に居住する30-79歳の既婚女性を対象に調査を実施

30~79歳の既婚女性を対象として、「味の地域差」について家庭料理の面からアプローチした調査です。
自身の出身地や夫の出身地といった背景情報も把握しています。

特徴3:味付け・よく作るメニュー等の家庭料理を徹底把握

みそ汁・和風の野菜の煮物等について、味付けや作り方の確認をしています。
加えて、普段使用している調味料類も網羅的に把握することが可能です。

特徴4:エリア差を捉えて、エリアマーケティングに活用いただけます

調査報告書では、全ての設問についてエリア別でデータを掲載しておりエリア差の把握が容易です。
加えて、年代別・時系列でのデータ比較も確認することができます。

「味の地域差に関する調査2024《料理編》」調査項目


Chapter1 よく作るメニュー

◇自宅でふだんよく作るメニュー
(1)主食:
 炊き込みご飯/ちらし寿司/チャーハン・炒めご飯/丼もの/オムライス/そば/うどん・・・etc
(2)汁物:
 みそ汁/すまし汁/豚汁/けんちん汁/洋風スープ/中華風スープ
(3)煮物:
 煮魚/肉じゃが/肉の煮物(角煮など)/野菜の煮物/カレー/シチュー
(4)フライパン料理:
 野菜炒め/しょうが焼き/ハンバーグ/ステーキ/卵焼き/餃子/中華の炒めもの(麻婆豆腐等)
(5)揚げ物:
 天ぷら・かき揚げ/から揚げ・竜田揚げ/とんかつ/コロッケ/フライ
(6)焼き物:
 焼き魚/焼き鳥/グラタンなどオーブン料理
(7)テーブルクッキング
 すき焼き/しゃぶしゃぶ/湯豆腐/おでん/寄せ鍋等の鍋/水炊き等の鍋/焼き肉・鉄板焼き・・・etc
(8)その他:
 茶碗蒸し/酢の物/ごまあえ、白あえなどあえ物/おひたし/ポテトサラダ/野菜サラダ/刺身・・・etc

Chapter2 和風料理の味付け意識

◇和風の料理の味付け:
基本調味料だけで味付けをする/市販の和風万能調味料を利用/メニュー専用合わせ調味料を利用/基本調味料は地元のもの/基本調味料は高くても良いもの/我が家の味というものがある/郷土の味を受け継いだ味付けが多い・・・etc

◇和風料理の味付けでの心がけ:
薄味にしている/濃い味付けにしている/しょうゆや塩を控え目にしている/油を控え目にしている/カロリーを気にしている/料理に甘味は欠かせない/砂糖や甘味は控え目にしている/だしの味をきかせている/自分の好みの味付けが多い/夫の好みの味付けが多い・・・etc

Chapter3 代表的な家庭料理の味

◇みそ汁
(1)作る頻度
(2)味付け:
 どちらかというと薄味/どちらかというと濃い味/だしの味をきかせる・・・etc
(3)みその種類:
 赤の米みそ(仙台みそ、越後みそ、秋田みそ等)/白の米みそ(西京みそ、讃岐みそ等)・・・etc
(4)だしの味:
 かつお味/煮干し(いりこ)味/昆布味/かつおと煮干の味/かつおと昆布の味・・・etc
(5)作り方:
 だしは自分でとる/だしの素を利用する/だしパックを利用する/だし入りみそを使う・・・etc

◇和風の野菜の煮物
(1)作る頻度
(2)よく作る/最もよく作る和風の煮物メニュー:
 筑前煮など五目煮/肉じゃが/かぼちゃの煮物/里いもの煮物/大根の煮物/白菜の煮物・・・etc
(3)味付けに使う調味料:
 濃口しょうゆ/淡口しょうゆ/白しょうゆ/だししょうゆ/めんつゆ/白だし/煮物用つゆ・・・etc
(4)味付け・味付けの好み:
 どちらかといえば薄味/どちらかといえば濃い目/素材の味を活かす/塩味控えめにする・・・etc
 自分の好み/夫の好み/子供の好み/自分の親の好み/夫の親の好み・・・etc

◇うどんなど和風の麺類
(1)作る頻度
(2)作るメニュー:
 そば(冷・ざる)/そば(温・関東風)/そば(温・関西風)/うどん(冷・ざる)/
 うどん(温・関東風)/うどん(温・関西風)/うどん(みそ煮込み)/うどん(焼きうどん)・・・etc
(3)うどんのかけ汁に使う調味料:
 濃口しょうゆ/淡口しょうゆ/白しょうゆ/だししょうゆ/めんつゆ/うどんスープの素/白だし/
 本みりん/みりん風調味料/日本酒/料理酒/砂糖/塩/かつお節/昆布/煮干し/干ししいたけ・・・etc
(4)うどんのかけ汁の味付け:
 どちらかといえば薄味/どちらかといえば濃い目/だしの味をきかせる/甘味をきかせる・・・etc

◇卵焼きの味:甘め/だし/しょうゆ/塩味/味付けしない
◇炊き込みご飯の味付け
◇チャーハンの味付け
◇野菜炒めの味付け
◇鍋料理 
(1)鍋料理の味付け (2)鍋物のつゆやつけだれに使う調味料 (3)おでんのつゆに使う調味料

Chapter4 ふだんの使用調味料

◇ふだん使っている調味料
(1)砂糖:
 白砂糖/三温糖/ざらめ/粉砂糖/氷砂糖/角砂糖・グラニュー糖/黒砂糖/きび砂糖・・・etc
(2)塩:
 普通の食塩/天然成分、ニガリなどをいかした塩/岩塩、結晶塩/うま味調味料を加えた塩・・・etc
(3)酢:
 穀物酢/米酢/りんご酢/ワインビネガー/バルサミコ酢/黒酢/すし酢/ぽん酢しょうゆ・・・etc
(4)しょうゆ:
 濃口しょうゆ/淡口しょうゆ/再仕込みしょうゆ/たまりしょうゆ/白しょうゆ/減塩しょうゆ・・・etc
(5)みそ:
 甘みそ白(西京白みそ、讃岐みそ)/甘みそ赤(江戸甘みそ)/甘口みそ淡色(相白みそ)/
 甘口みそ赤(御膳みそ)/辛口みそ淡色(信州みそ)/辛口みそ赤(仙台みそ、秋田みそ)/麦みそ/
 豆みそ(赤だしみそ、八丁みそ、たまりみそ)/金山寺みそ・もろみ・・・etc
(6)だし用調味料:
 うま味調味料/かつお風味のだしの素/こんぶ風味のだしの素/いりこ風味のだしの素・・・etc
(7)つゆ類:
 つゆの素・めんつゆ/白だし/天つゆ/すき焼き用わりした/鍋物用つゆ/おでん用つゆ・・・etc
(8)ソース類:
 ウスターソース/中濃ソース/濃厚ソース・とんかつソース/お好みソース/焼きそばソース・・・etc
(9)ケチャップ・たれ類:
 ケチャップ/ステーキソース/バーベキューソース/ハンバーグソース/焼き肉のたれ・・・etc
(10)マヨネーズ・ドレッシング類等:
 マヨネーズ/健康マヨネーズ/フレンチドレッシング/イタリアンドレッシング/サウザン・・・etc
(11)油:
 サラダ油/天ぷら油/紅花油/キャノーラ油/コーン油/ごま油/オリーブオイル・・・etc
(12)酒・みりん:
 本みりん/みりん風調味料/日本酒/料理用清酒/料理酒/合成清酒/ワイン/料理用ワイン・・・etc
(13)香辛料:
 こしょう/山椒/花椒(中国山椒)/一味唐辛子/七味唐辛子/鷹の爪/ラー油/豆板醤・・・etc
(14)薬味・香味野菜:
 わさび/からし/しょうが/にんにく/長ねぎ(白・根深ねぎ)/長ねぎ(青・葉ねぎ)/あさつき・・・etc
(15)柑橘類:
 レモン(レモン汁)/ゆず/すだち/かぼす/だいだい/ぽんかん/ぼんたん/シークヮーサー

◆回答者プロフィール

年齢/結婚歴/職業/家族人数/家族形態/子供・高齢者/居住地域/居住歴/土地の味になじんでいるか/本人の出身地域/夫の出身地域

調査概要

調査対象エリア

・調査対象:全国(下記10エリア)に居住する30~79歳の既婚女性
 1.北海道
 2.東北(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)
 3.北関東・甲信(茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・長野県)
 4.首都圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)
 5.東海(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)
 6.北陸・新潟(新潟県・富山県・石川県・福井県)
 7.関西(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)
 8.中国(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)
 9.四国(徳島県・香川県・愛媛県・高知県)
 10.九州(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県)
・調査方法:「モニターリサーチ・システム」利用によるオフライン調査
・サンプル数:2,700人(予定)
・調査期間:2024年6月中旬

調査のアウトプット

1.調査報告書:PDFファイル
2.集計結果表(単純集計表・クロス集計表):Excelファイル
3.ローデータ:Excelファイル
※納品するアウトプットは、全て電子データにてご提供します。
 (「調査報告書」の紙媒体でのご納品は別途費用にてお承り致します。)
※納品する各種集計データは、母集団人口構成比に基づきウエイトバック集計を行った結果をご提供します。

調査の価格

「味の地域差に関する調査2024《料理編》」:
 定価525,000円・MDBメンバー価格490,000円(税別)
《味嗜好編》《料理編》2編セット:
 定価950,000円・MDBメンバー価格920,000円(税別)

※MDBメンバー価格の適用は、当社会員制情報提供サービス「マーケティング・データ・バンク」にご登録いただいている事業所に限らせていただきます。
※本調査の成果物の著作権は、株式会社 日本能率協会総合研究所が保有します。
※成果物は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には提供いたしません。
 ただし、本調査を告知するための限定的利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。

40代既婚女性の2割近くが
「基本調味料のおいしい配分がよくわからない」

株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原正昭)は、全国の30~79歳の既婚女性を対象として『味の地域差に関する調査2024《料理編》』を実施いたしました。本調査では、日本全国 47都道府県を10のエリアに分けて、「家庭料理の面からみた味の地域差」をテーマにしています。エリア別に「よく作るメニュー」や「料理の味付け」、「よく使う調味料」を捉えます。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。また、20~79歳男女を対象とした「味の好みの面から味の地域差」を捉える《味嗜好編》も同時リリースしております。
今回は調査結果を一部抜粋してご案内いたします。


調査結果のポイント紹介

本無料レポートでは、性年代別の結果を一部ご紹介させていただきます。

◆ 40代女性の2割近くが「基本調味料のおいしい配分がよくわからない」
◆ 和風の野菜の煮物を作る頻度は減少傾向。最も頻度の低いエリアは北海道
◆ よく作られている和風煮物メニューは「肉じゃが」、
  伸長した「小松菜やナス等の煮びたし」
◆ 煮物の味付けは基本調味料が高いものの、
  時系列でみると「めんつゆ」「白だし」が増加傾向
◆ 普段料理に使う調味料では「めんつゆ」が8割台で高く推移、
  「白だし」が伸長続き4割超



調査概要

・調査名:味の地域差に関する調査2024《料理編》
 ※今回の無料レポートでは、上記調査の中に収録されている調査結果の一部を抜粋してご紹介致します。
・調査期間:2024年 6月 14日(金) ~ 2024年 6月 30日(日)
・調査対象:全国に居住する30歳から79歳の既婚女性
      ※全国10エリア各年代を均等に近い形でサンプル回収し、ウエイトバック集計を実施
・調査方法:オフライン調査
・回答者数:2,800名


調査結果

【調査結果1】
40代女性の2割近くが「基本調味料のおいしい配分がよくわからない」

和風料理の味付け意識について、既婚女性40代の2割近くが「しょうゆ・みりん・みそ等、和風の基本調味料だけでは、おいしい配分がわからない」と回答した。なお、30代も2割弱とやや高い。
地域別の特徴をみると「しょうみ・みりん・みそ等、和風の基本調味料は地元や郷土のものを使っている」は九州が最も高く約2割。「めんつゆ・だししょうゆ・ぽん酢しょうゆ等市販の和風万能調味料をよく利用する」は東北・首都圏が6割半と高い。他方で「しょうゆ・みりん・みそ等和風基本調味料だけで味付けをする」は九州が7割弱と最も高い。

Q. あなたの和風の料理の味付けについて、あてはまるものは?(複数回答)







【調査結果2】
和風の野菜の煮物を作る頻度は減少傾向。最も頻度の低いエリアは北海道

自宅で和風の野菜の煮物を作る頻度は「週に2~3回程度」が26.0%、「週に1回程度」が25.6%で、合わせると「週に1~3回程度」で半数を占める。
時系列でみると煮物を作る頻度は低下している。2018年当時は週あたりの平均回数が「1.9回」だったが2024年調査では「1.5回」へと減少した。
エリア別でみると関西と四国が「1.7回」と高く、北海道が「1.1回」と低い。

Q. お宅では和風の野菜の煮物をどのくらいの頻度で作りますか。(単一回答)
  ※ここでは、野菜や乾物等が主役の煮物で、魚や肉が主役の煮魚や角煮等は除きます。





【調査結果3】
よく作られる和風煮物メニューは「肉じゃが」、伸長した「小松菜やナス等の煮びたし」

自宅でよく作る煮物メニューは「肉じゃが」が最も高く7割強で、最もよく作る和風の煮物メニューとしても3割強と高い。次いでよく作るメニューでは「かぼちゃの煮物」「大根の煮物」「きんぴらごぼう」が半数以上で続く。最もよく作るメニューでは「肉じゃが」が3割強、次いで「かぼちゃの煮物」「大根の煮物」が1割強で続く。
時系列で最もよく作るメニューをみると2021年調査で「肉じゃが」は5ポイント以上増加していたが、2024年調査では5ポイント近く減少。「小松菜やナス等の煮びたし」は2021年調査で5ポイント以上減少していたが、2024年調査では10ポイント近く増加した。

Q. お宅で作る野菜等の和風の煮物は、どのようなメニューが多いですか。(複数回答)
Q. お宅で作る野菜等の和風煮物のうち、あなたが最もよく作る煮物を1つお答えください。(単一回答)





【調査結果4】煮物の味付けは基本調味料が高いものの、
時系列でみると「めんつゆ」「白だし」が増加傾向

煮物の味付けに使う調味料をみると「しょうゆ」「みりん」「酒」「砂糖」といった基本調味料が高い。ただ、だしの部分を担う調味料に着目すると、いわゆる「かつお節・削り節」「昆布」「干ししいたけ」といった素材類は低く、「かつお風味の和風だしの素」が4割を超える。また2018年と比較して「つゆの素・めんつゆ」が微増、「白だし」は5ポイント以上増加しており、いずれも増加傾向のみられる数少ない調味料。

Q. あなたが最もよく作る煮物は、どのような調味料で味付けをしますか(複数回答)





【調査結果5】普段料理に使う調味料では「めんつゆ」が8割台で高く推移、
「白だし」が伸長続き4割超

※詳細はお申込みいただいた方がご覧いただけます。



本レポートについて

ご紹介した「味の地域差に関する調査2024《料理編》」は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかったよく作るメニューや卵焼きの味、みそ汁の味付け、ふだんの使用調味料等、幅広いトピックを有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。
※本内容に関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。

レポート販売のご案内

『味の地域差に関する調査2024《料理編》』
 (1)調査報告書(PDFファイル):2024年8月完成
 (2)データ(Excelファイル):単純集計・クロス集計表一式・ローデータ
 ◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。
  (都度お見積りさせていただきます)
 ※納品するアウトプットは、全て電子データにてご提供します。
※弊社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。

調査購入のご案内

定価525,000円(税別)・MDBメンバー価格490,000円(税別)
※『味の地域差に関する調査2024《味嗜好編》』『味の地域差に関する調査2024《料理編》』の
 2編セット価格:定価950,000円(税別) MDBメンバー価格920,000円(税別)


本件についてのお問い合わせ先

株式会社日本能率協会総合研究所
経営・マーケティング研究部 担当:山口 荒木
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3578-7607 E-mail:info_mlmc@jmar.co.jp

本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。
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