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  • 2022年12月6日

健康ニーズ基本調査2022

~続くコロナ禍、生活者の健康実態と生活行動の変化を捉える~

  • 健康ニーズ基本調査2022
調査趣旨
調査項目
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レポート
健康マーケティングのバイブルとして、毎年多くの企業に支持されている時系列データベースです。10代〜70代男女の“健康ニーズ”について、価値観・意識と行動実態を探ります。食品・栄養素・健康食品素材・サプリメント約400項目、症状と健康意識・情報源・健康キーワードを網羅しています。
また、2020年より続くコロナ禍における生活者の健康状態や意識、生活行動の変化を詳細に比較できます。

【レポート紹介動画】


調査概要

調査対象:15〜79歳の男女/1,600人/2022年9月実施/FAX・郵送調査

調査の内容

特徴1:健康に関する食品・栄養素・症状・健康キーワードなど幅広く網羅

健康のために食べる食品・飲料・栄養素・サプリメント約400アイテム、体調・体型・病気等の症状約100項目と、健康意識・情報源・健康キーワードを網羅して聞いたデータベースです。

特徴2:15~79歳の男女を対象、男女差・年代差を詳細に把握

15歳~79歳の幅広い年代の男女を対象に健康について調査、性・年代別に分析します。
男性・女性特有の差や、加齢に伴う身体の変化、ライフステージによる変化が分かります。

特徴3:25年間の時系列データベース

1998年~2022年最新調査に渡る25年間のデータを蓄積しています。
毎年各社のマーケターが定点観測に利用している、健康マーケティングのための定番調査です。
特定の属性や項目の変化を捉える、オーダーメイド時系列集計のご対応なども可能です。

特徴4:認知・摂取意向が伸長している栄養素・健康食品素材とは

毎年200を超える栄養素・健康食品素材の認知と摂取意向を聴取しています。
認知・摂取意向が伸長した栄養素・健康食品素材を押さえることはマーケティング上、必須です。
ご要望いただければ栄養素・健康食品素材の項目追加も検討しています。

特徴5:コロナ禍における生活者の健康実態と生活行動の変化を把握

本調査は毎年9月に実施しており、2020年より続くコロナ禍においても継続的に調査を実施しています。
コロナ前との変化はもちろんのこと、続くコロナ禍における生活者の健康意識や生活行動も詳細に比較できます。

「健康ニーズ基本調査2022」調査項目

Chapter1 健康状態と健康観

◇現在の健康状態:
 健康だと思う~健康ではないと思う
◇健康への気づかい度:
 積極的に気づかっている~全く気づかっていない
◇健康についての関心領域:
 体調の維持・回復/体質改善/ストレスの解消・発散/美容/外見の若さを保つ/身体の老化防止…etc(*選択肢は隔年で変更)
◇健康に関する意識と行動:
 以前より健康に気づかうようになった/将来の健康には不安がある/自分の健康は自分自身で管理/
 健康によいことに関する出費は惜しまない/今より健康になりたいとは考えていない/
 食べるとき健康にいいものよりおいしいものを選ぶことが多い…etc

Chapter2 健康情報と気になる症状

◇健康に関する情報源:
 テレビ番組「あさイチ」/テレビ番組「林修のレッスン!今でしょ」/テレビのニュース番組/
 ラジオ番組/健康に関する新聞記事/健康雑誌/フィットネス雑誌/家族から/
 インターネット:ホームページ/インターネット:SNS・ブログ・動画サイト…etc
◇気になる健康用語:
 有酸素運動/体脂肪/基礎代謝/BMI/かくれ肥満/皮下脂肪/内臓脂肪/血圧/
 血糖値/血糖値スパイク/血栓/骨密度/γ-GTP値/肝機能向上/中性脂肪/免疫力/
 悪玉コレステロール(LDL)/尿酸値/プリン体/活性酸素/フレイル/疲労回復/滋養強壮/
 プロバイオティクス/プレバイオティクス/シンバイオティクス/腸内環境(腸内フローラ)/
 口内環境(口内フローラ)/セカンドミール効果/デトックス(毒抜き)/アンチエイジング…等70項目以上
◇症状:*100以上の項目
(1)気になる症状
(2)改善したい症状
 【体調】肩こり/腰痛/手足の関節の痛み/冷え性/貧血/不眠・寝つき/目覚め/日中の眠気…etc
 【自覚症状】アトピーの症状/花粉症の症状/通年性のアレルギー性鼻炎/食物アレルギー/
       立ちくらみ/のぼせ・ほてり・発汗/頭痛/動悸・息切れ/目の疲れ・かすみ目/
       目が乾く(ドライアイ)/せき、声・のどのかすれ/口が乾く(ドライマウス)/
       鼻づまり/鼻血/めまい・耳鳴り/老化/気力・活力の衰え/体力の衰え/筋力の衰え…etc
 【体型など】太りすぎ(肥満)/やせすぎ/適正体重の維持/ぜい肉・お腹が出ている/体脂肪率…etc
 【病気に対する不安】生活習慣病(成人病)全般/糖尿病/高血圧/低血圧/動脈硬化/中性脂肪/
       高脂血症/コレステロール値/心臓病/脳血栓/脳卒中/がん/胃や腸の病気/
       肝機能障害/痛風/骨密度・骨粗しょう症/骨折/緑内障/認知症(痴呆)/うつ/不妊…etc
 【その他】日焼け/しみ・そばかす/紫外線の害/肌の張り/肌のたるみ/肌荒れ/
      肌のかさつき・乾燥/しわ/にきび・ふきでもの/しっしん・かゆみ/ムダ毛・体毛/
      白髪/髪質・髪のつや/虫歯/口臭/歯周病/歯の色/体臭/腋臭/加齢臭/水虫…etc

Chapter3 健康に関する行動

◇健康のために行っていること:
【生活習慣】規則正しい生活/早寝/早起き/昼寝をする/水を飲む・水分を摂る/手を洗う/
      うがい/マスクを使う/食後に歯を磨く/禁煙…etc
【運動】なるべく歩く・なるべく階段を使う/日常生活でなるべく体を動かす/
    散歩・ウォーキング/自転車・サイクリング/ラジオ体操/ヨガ/ストレッチ/ジョギング/
    水泳・水中ウォーキング・アクアビクス/エアロビクス・ダンス/筋力トレーニング…etc
【健康管理】健康診断を受ける/歯科検診を受ける/体重を測る/体脂肪を測る/体温を測る/
      血圧を測る/血糖値を測る/骨密度を測る/カロリー計算をする/遺伝子検査をする/
      ウェアラブル端末を使う/スマホのアプリやパソコンで健康管理をする…etc
【リラクゼーション】眠る/枕や寝具にこだわる/寝る前に温かいものを飲む/
      寝る前はカフェインを控える/入浴/半身浴/寝る前にぬるい湯の入浴/
      寝起きに熱い湯の入浴・シャワー/足湯/ゲルマニウム温浴・岩盤浴/入浴剤を使う…etc
◇健康施設・サービスの利用:
 トレーニングジム/フィットネススタジオ/プール/カルチャーセンター・ダンス教室・ヨガ教室/
 スポーツ教室/テニスクラブ/ゴルフコース・練習場/温泉・温浴施設/マッサージ…etc

◇健康機器:
(1)日常的に使用している
(2)今後使ってみたい
 体重計/体脂肪計/体組成計/骨密度計/体温計/婦人体温計/血圧計/塩分計/血糖値計/万歩計/
 高機能万歩計/電動歯ブラシ/浄水器/浄水機能付シャワーヘッド/空気清浄器/加湿器/除湿器/
 マッサージチェア/低周波や電動のマッサージ器/トレーニングマシン(ランニング等)/
 トレーニング用器具(ダンベル等)/トレーニングできるゲーム機(Wii Fit等)…etc

Chapter4 食生活に関する行動

◇健康のために食生活で行っていること:
 三食欠かさない/朝食は必ず食べる/腹八分目を心がけている/バランスのよい食事/
 1日30品目(種類を多く)食べる/テレビ等で健康にいいと取り上げられたものを食べてみる/
 昔から食べられている食品を食べる/旬のものを食べる/発酵食品を食べる/外食を減らす…etc

◇健康を意識して食べる食品:
【野菜】ほうれん草/にんじん/かぼちゃ/トマト/ピーマン/ブロッコリー/グリーンアスパラガス/
    おくら/しそ/パセリ/モロヘイヤ/あしたば/ゴーヤー/ケール/さつまいも/ごぼう…etc
【くだもの】みかん/バナナ/いちご/ブルーベリー/ラズベリー(フランボワーズ)/クランベリー/
      パイナップル/梅/ゆず/すだち/プルーン/グレープフルーツ/レモン/ライム…etc
【飲料】トマト・野菜ジュース/天然果汁飲料/スムージー/乳酸菌飲料/ミネラルウォーター/
    海洋深層水/水素水/炭酸水(無糖)/エナジードリンク/薬用酒/青汁/酵素ドリンク/
    プロテイン飲料/白湯(湯ざまし)…etc
【畜産・海産物】牛乳/チーズ/ヨーグルト/スキムミルク/卵/こんぶ/わかめ/のり/ひじき/
        もずく/寒天/鶏の胸肉/羊肉(ラム等)/カキ(牡蠣)/貝類/うなぎ…etc
【その他の食材・加工食品】そば/麦/大麦/全粒粉/玄米/発芽玄米/雑穀(五穀米・古代米等)/お粥/
        栄養強化米等/オートミール/豆腐/納豆/豆乳/きなこ/大豆ミート(ソイミート)/
        米油/オリーブオイル/ココナッツオイル/アーモンドミルク/キムチ/ぬか漬け…etc

◇定期的に摂取している健康志向食品:
 健康食品/サプリメント/栄養ドリンク/機能性ドリンク/機能性お茶ドリンク/バランス栄養食/
 ゼリー飲料/ゼロ表示の食品・飲料/特定保健用食品(トクホ)/機能性表示食品/栄養機能食品

Chapter5 栄養素・健康食品素材の認知・摂取意向

◇栄養素について:*100以上の選択肢
(1)認知
(2)摂取意向
 ビタミンA/ビタミンD/ビタミンE/ビタミンK/ビタミンB1/ビタミンB2/ビタミンC/
 パントテン酸/ナイアシン(ニコチン酸)/葉酸/β-カロチン/リコピン/コエンザイムQ10/
 クルクミン/カカオポリフェノール/カルシウム/カリウム/鉄/ヘム鉄/亜鉛/マグネシウム/
 セレン/ナトリウム/ヨウ素/リン/L-カルニチン/コラーゲン/ヒアルロン酸/グルコサミン/
 MSM/ラクトフェリン/グルタチオン/テアニン/ギャバ(γ-アミノ酪酸)/エラスチン/アンセリン/
 スルフォラファン/オリゴ糖/ガラクトオリゴ糖/フラクトオリゴ糖/アスパルテーム/リカルデント/
 トレハロース/ベータグルカン/大豆イソフラボン/エクオール/セサミン/ナットウキナーゼ…etc
◇健康食品素材について:*70以上の選択肢
(1)認知
(2)摂取意向
 小麦はい芽油/大麦若葉エキス/クロレラ/スピルリナ/青汁/梅肉エキス/にんにくエキス/
 アロエ/高麗人参/ウコン/こんぶエキス/霊芝/アガリクス茸/杜仲茶/甜茶/どくだみ茶/
 イチョウ葉エキス/グァバ葉/ローズヒップ/エキナセア/マカ/ノニ/ガルシニア・カンボジア/
 ギムネマ・シルベスタ/サイリウム/乳酸菌/植物性乳酸菌/ケフィア/免疫ミルク/乳清(ホエイ)/
 酵素/納豆菌/ユーグレナ(ミドリムシ)/R-1乳酸菌/ラブレ菌/黒にんにく/キトサン…etc

フェース

◇プロフィール:
 性別/年齢/未既婚/家族構成/職業・身分/同居の子供/住居形態/世帯年収
◇生活習慣:
 <お酒>毎日飲む/飲む/飲まない
 <たばこ>吸う/過去喫煙やめた/吸わない
 <生活習慣>お茶/コーヒー/甘いもの/濃い味/早食い・ドカ食い・ながら食い/夜食・間食/
       朝食を抜く/夕食を寝る前2時間以内/外食/交友関係/テレワーク…etc
 <交通・外出>自家用車/電車・バス/外出頻度減少…etc
◇持病(慢性疾患)の有無
◇体型:
 身長/体重/BMI値/腹囲

調査概要

・調査対象:首都圏(一都三県)の15~79歳 の男女
・調査方法:「モニターリサーチ・システム」利用による郵送・FAX調査
・サンプル数:1,600名
       ※性別・年齢の母集団人口構成比に準拠したサンプル回収
・調査期間:2022年 9月16日(金)~9月29日(木)

調査のアウトプット

 1. 調査報告書:PDFファイル・2022年11月完成
 2. 集計結果表:単純集計・クロス集計(Excelファイル)
 3. ローデータ:Excelファイル
※上記アウトプットをCD-ROMにてご納品
※納品するアウトプットは、全て電子データにてご提供します。
 (「調査報告書」の紙媒体でのご納品は別途費用にてお承り致します。)

調査の価格

定価460,000円(税別)・MDBメンバー価格430,000円(税別)
※MDBメンバー価格は、当社会員制情報提供サービス「マーケティング・データ・バンク」に
 ご登録いただいている事業所に限らせていただきます。
※本調査の成果物の著作権は株式会社 日本能率協会総合研究所が保有します。 
※成果物は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には提供いたしません。
 ただし、本調査を告知するための限定的利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。

感染症対策の「手洗い・マスク・うがい」は徐々に減少
食を通じた健康では年々「たんぱく質」の摂取意向が高まり、10年前と比べて20ポイント以上UP
~最新レポート「健康ニーズ基本調査2022」を発表~

株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原正昭)は、1998年から毎年実施している「健康ニーズ基本調査」を今年も実施しました。この調査は、15~79歳の男女を対象として「健康」に関する様々な側面を明らかにします。2020年調査では、新型コロナウイルスが生活者の健康意識や生活実態に大きな影響を与えたことを示しました。2022年は、人々の生活が落ち着きを見せるなか、健康意識や生活行動にどのような変化が起きているかを捉えます。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。
調査結果を一部抜粋してご案内いたします。

調査結果のご紹介

【調査結果1】
感染症対策「手洗い・マスク・うがい」は徐々に減少、身近な運動は定着化の兆し

「手を洗う」「マスクを使う」「うがい」は、2020年新型コロナウイルスの感染症対策として大きく伸長した行動で、いずれも2020年調査のピーク時からは徐々に減少し、落ち着きを見せ始めている。一方で、2020年の外出自粛時に増加した「なるべく歩く・なるべく階段を使う」「散歩・ウォーキング」といった身近な運動は、2020年以降、同程度・微増で推移し定着化の兆しが見られる。

【調査結果2】
健康のために積極的に食べているもの1位「納豆」 2位「ヨーグルト」 3位「牛乳」

健康のために積極的に摂取している食品TOP3は「納豆」「ヨーグルト」「牛乳」。全部で190項目の食品・飲料を挙げているが、上位2つの「納豆」と「ヨーグルト」は順位の入れ替えがあるもののここ数年は不動。次いで、「豆腐」「卵」「チーズ」「トマト」「バナナ」「コーヒー」が4割以上で続く。

【調査結果3】
「たんぱく質」の摂取意向は10年前と比べて20ポイント以上増加

今後積極的に摂りたい栄養素第1位は「カルシウム」の7割で、第2位は「たんぱく質」6割半、第3位は「ビタミンC」は6割弱。1位の「カルシウム」は、時系列でみても7割前後の摂取意向で推移しているが、2位の「たんぱく質」は年々増加傾向。2018年調査時は51.8%で、直近5年間で10ポイント以上増加しており、更に2012年調査時は45.0%と10年前と比べて20ポイント以上増加した。
なお、男性は30代、女性は20代の摂取意向が最も高く、いずれも8割弱の摂取意向。

【調査結果4】
直近5年で増加した健康のために食べる食品は「卵」「鶏の胸肉」

健康のために食べている食品を直近5年の時系列でみた際、「卵」「鶏の胸肉」が10ポイント前後増加している。この背景には、「たんぱく質」の摂取意向の高まりがあると考えられる。なお、「卵」は10年前と比較すると15ポイント以上増加している。次いで直近5年間で比較した際に増加傾向の食品・飲料としては、「麦茶」8.6ポイント増、「オートミール」6.7ポイント増、「コーヒー」5.1ポイント増、「豚肉」4.8ポイント増が挙げられる。「コーヒー」は、10年前と比べると10ポイント以上増加。

【調査結果5】
5割以上が認知している「プラズマ乳酸菌」の今後の伸びに期待

健康のために食べている食品ランキングで、「ヨーグルト」はTOP3常連である。「ヨーグルト」の素材としての「乳酸菌」も認知率95.9%、摂取意向67.1%と高く1位。なお、乳酸菌は現在200種類以上あり、本調査でもいくつかの乳酸菌を選択肢として挙げている。「乳酸菌」に次いで認知・摂取意向ともに高い「ビフィズス菌」は認知92.1%、摂取意向52.3%で、摂取意向が5割を超える。その他、「ガセリ菌(LG菌)」「R-1乳酸菌」はいずれも認知率が7割を超えて高い。「乳酸菌シロタ株」は認知率は6割だが、摂取意向が2割と、認知率に対して摂取意向が高い。また、2021年より新たに選択肢として追加した「プラズマ乳酸菌」は前回調査から認知率が10ポイント以上増加し、認知率54.5%、摂取意向16.1%。今後の認知率・摂取意向の伸びに着目したい。

調査概要

・調査名:JMAR生活者調査レポート
     健康ニーズ基本調査2022
 ※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の一部を抜粋してご紹介致します。
・調査期間:2022年 9月 16日(金) ~ 2022年 9月 29日(木)
・調査対象:一都三県に居住する15~79歳の男女
・調査方法:郵送調査及びFAX調査
・回答者数:1,600名
 ※性別・年齢に基づき母集団人口構成比に準拠して回収

調査結果

【調査結果1】
感染症対策「手洗い・マスク・うがい」は徐々に減少、身近な運動は定着化の兆し

「手を洗う」「マスクを使う」「うがい」は、2020年新型コロナウイルスの感染症対策として大きく伸長した行動で、いずれも2020年調査のピーク時からは徐々に減少し、落ち着きを見せ始めている。一方で、2020年の外出自粛時に増加した「なるべく歩く・なるべく階段を使う」「散歩・ウォーキング」といった身近な運動は、2020年以降、同程度・微増で推移し定着化の兆しが見られる。

Q. あなたが健康や美容を意識して積極的に実行していることは? (複数回答)
※【生活習慣】【運動】【健康管理】【リラクゼーション等】の4つのカテゴリーから上位の結果を掲載





【調査結果2】
健康のために積極的に食べているもの1位「納豆」 2位「ヨーグルト」 3位「牛乳」

健康のために積極的に摂取している食品TOP3は「納豆」「ヨーグルト」「牛乳」。全部で190項目の食品・飲料を挙げているが、上位2つの「納豆」と「ヨーグルト」は順位の入れ替えがあるもののここ数年は不動。次いで、「豆腐」「卵」「チーズ」「トマト」「バナナ」「コーヒー」が4割以上で続く。


Q. 健康や身体にいいことを意識して、あなたが積極的に食べたり飲んだりしているものは?(複数回答)





【調査結果3】
「たんぱく質」の摂取意向は10年前と比べて20ポイント以上増加

今後積極的に摂りたい栄養素第1位は「カルシウム」の7割で、第2位は「たんぱく質」6割半、第3位は「ビタミンC」は6割弱。1位の「カルシウム」は、時系列でみても7割前後の摂取意向で推移しているが、2位の「たんぱく質」は年々増加傾向。2018年調査時は51.8%で、直近5年間で10ポイント以上増加しており、更に2012年調査時は45.0%と10年前と比べて20ポイント以上増加した。
なお、男性は30代、女性は20代の摂取意向が最も高く、いずれも8割弱の摂取意向。

Q. あなたが今後、積極的に摂りたいと思っているものは?(複数回答)








【調査結果4】
直近5年で増加した健康のために食べる食品は「卵」「鶏の胸肉」

健康のために食べている食品を直近5年の時系列でみた際、「卵」「鶏の胸肉」が10ポイント前後増加している。この背景には、「たんぱく質」の摂取意向の高まりがあると考えられる。なお、「卵」は10年前と比較すると15ポイント以上増加している。次いで直近5年間で比較した際に増加傾向の食品・飲料としては、「麦茶」8.6ポイント増、「オートミール」6.7ポイント増、「コーヒー」5.1ポイント増、「豚肉」4.8ポイント増が挙げられる。「コーヒー」は、10年前と比べると10ポイント以上増加。

Q. 健康や身体にいいことを意識して、あなたが積極的に食べたり飲んだりしているものは?(複数回答)




【調査結果5】
5割以上が認知している「プラズマ乳酸菌」の今後の伸びに期待

健康のために食べている食品ランキングで、「ヨーグルト」はTOP3常連である。「ヨーグルト」の素材としての「乳酸菌」も認知率95.9%、摂取意向67.1%と高く1位。なお、乳酸菌は現在200種類以上あり、本調査でもいくつかの乳酸菌を選択肢として挙げている。「乳酸菌」に次いで認知・摂取意向ともに高い「ビフィズス菌」は認知92.1%、摂取意向52.3%で、摂取意向が5割を超える。その他、「ガセリ菌(LG菌)」「R-1乳酸菌」はいずれも認知率が7割を超えて高い。「乳酸菌シロタ株」は認知率は6割だが、摂取意向が2割と、認知率に対して摂取意向が高い。また、2021年より新たに選択肢として追加した「プラズマ乳酸菌」は前回調査から認知率が10ポイント以上増加し、認知率54.5%、摂取意向16.1%。今後の認知率・摂取意向の伸びに着目したい。

Q. 健康食品の素材について、名前だけでも知っているものは? (複数回答)
Q. あなたが今後、積極的に摂りたいと思っているものは? (複数回答)







本レポートについて

今回のリリースでご紹介した「JMAR生活者調査レポート 健康ニーズ基本調査2022」は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかった栄養素・健康用語・気になる症状等、幅広いトピックを有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。
※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。

レポート販売のご案内

【健康ニーズ基本調査2022】
 (1)調査報告書(PDFファイル):2022年11月完成
 (2)集計データ(Excelファイル):単純集計・クロス集計表一式
 ◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。
  (都度お見積りさせていただきます)
※弊社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。

調査購入のご案内

定価460,000円(税別) ・MDBメンバー価格430,000円(税別)

本件についてのお問い合わせ先

株式会社日本能率協会総合研究所
経営・マーケティング研究部 リサーチグループ 担当:山口 荒木 稲富
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3578-7607 E-mail:info_mlmc@jmar.co.jp

本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。
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