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  • 2015年4月2日

健康ニーズ基本調査2014

〜成熟化進む"健康市場"、需要喚起の方策は?〜

  • 健康ニーズ基本調査2014
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レポート
健康マーケティングのバイブルとして、毎年多くの企業に支持されている時系列データベースです。2014年は『時系列分析レポート』で17年間の時系列分析を実施いたします。10代〜70代男女の“健康ニーズ”について、価値観・意識と行動実態を探ります。

調査概要

15〜79歳男女、1,249人、2014年9月、FAX調査

調査の内容

1)健康状態と健康観:性・年代によって大きく異なる健康意識を捉えます。

2)健康情報と気になる症状:健康に関する情報源・健康キーワードと、約100項目の気になる症状を網羅。

3)健康に関する行動:生活習慣・運動・健康管理・リラクゼーション・健康施設・サービス・健康機器を網羅。

4)食生活に関する行動:今年の食品は何?:トマト・ヨーグルト・肉・魚...

5)栄養素・健康食品素材の認知・摂取意向:各種乳酸菌・EPA・オルニチン...今年の成長株は?

6)[オプション]時系列分析を実施

健康ニーズ基本調査2014 調査項目

★印:2014年の追加項目

1.健康状態と健康観

◆健康状態
健康だと思う〜健康ではないと思う
◆健康への気づかい度
積極的に気づかっている〜全く気づかっていない
◆健康への関心領域
体調の維持・回復/体質改善/ストレスの解消・発散/美容/外見の若さを保つ/身体の老化防止/体型の維持/身体をきたえる・筋肉をつける/スリムな身体づくり←偶数年用
◆健康についての考え方や行動
以前より健康に気づかうようになった/将来の健康には不安がある/自分の健康は自分自身で管理している/身体の健康より心の健康づくりに関心がある/健康によいことに関する出費はあまり惜しまない/とりたてて今より健康になりたいとは考えていない/食べるとき健康にいいものよりおいしいものを選ぶことが多い/いつも食べるものの栄養成分やその効果を意識している/栄養成分の摂取量が足りているのかわからない/不足しがちな栄養成分は、普段の食事を工夫して摂りたい/不足しがちな栄養成分は、サプリメントなどで補いたい/不足しがちな栄養成分は、医薬品で補いたい/不足を補うより、身体に溜まったものを出したい/病気にならないため、やせたい・太りたくない/美容のため、やせたい・太りたくない/身軽に動くため、やせたい・太りたくない/若さを保つため、やせたい・太りたくない/いつまでも元気でいたいので、健康には気づかっている

2.健康情報と気になる症状

◆健康に関する情報源
「ためしてガッテン」/「はなまるマーケット」/「あさイチ」/「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」/テレビショッピングの番組/その他テレビ番組/ラジオ番組/健康に関する新聞記事/健康雑誌/フィットネス雑誌/料理雑誌/育児雑誌/その他雑誌記事/健康についての実用書/スーパー等の店頭で/健康食品等の広告/通信販売のカタログ・広告/友人・知人から/家族から/医師・保健師・医療関係者から/スポーツ関係の指導者から/インターネット(ホームページ)/インターネット(ブログ・SNS)/インターネット(ニュース・記事・その他)
◆気になる健康用語
有酸素運動/体脂肪/基礎代謝/BMI/かくれ肥満/皮下脂肪/内臓脂肪/血圧/血糖値/骨密度/γ−GTP値/肝機能向上/中性脂肪/悪玉コレステロール(LDL)/尿酸値/プリン体/活性酸素/抗酸化作用・抗酸化物質(スカベンジャー)/抗糖化作用・抗糖化物質/メタボリックシンドローム/ロコモティブシンドローム/プロバイオティクス/腸内環境★/デトックス/アンチエイジング/ピロリ菌/疲労回復/滋養強壮/血液サラサラ/免疫力/NK細胞/サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)/マイナスイオン/酸素/酵素/麹/宿便/腸内洗浄/腹式呼吸法/部分やせ/サルコペニア肥満/骨盤矯正/セルライト/加齢臭/食育/マクロビオティック/糖質制限食/新型インフルエンザ/熱中症/エボラ出血熱★/デング熱★/ホットフラッシュ
◆症状
(1)気になる症状 (2)改善したい症状
【体調】肩こり/腰痛/手足の関節の痛み/冷え性/貧血/不眠・寝つきが悪い/目覚めが悪い/疲れやすい/だるい/気分がすぐれない/風邪をひきやすい・治りにくい/食欲不振/胃痛・胸焼け/胃腸が弱い/便秘気味/下痢気味/ストレス/イライラする

【自覚症状】アトピーの症状/花粉症の症状/通年性のアレルギー性鼻炎/食物アレルギー/その他アレルギー症状/立ちくらみ/のぼせ・ほてり・発汗/頭痛/動悸・息切れ/目の疲れ・かすみ目/せき、声・のどのかすれ/鼻づまり/鼻血/めまい・耳鳴り/老化/気力・活力の衰え/体力の衰え/筋力の衰え/姿勢が悪い/物忘れ/目・視力の衰え/耳・聴力の衰え/生理痛/生理不順/更年期障害/低体温/痔/排尿トラブル

【体型など】太りすぎ(肥満)/やせすぎ/適正体重の維持/ぜい肉・お腹が出ている/体脂肪率/運動不足

【病気に対する不安】生活習慣病(成人病)全般/糖尿病/高血圧/低血圧/動脈硬化/中性脂肪/高脂血症/コレステロール値/心臓病/脳血栓/脳卒中/がん/胃や腸の病気/肝機能障害/痛風/骨密度・骨粗しょう症/認知症(痴呆)/うつ

【その他】日焼け/しみ・そばかす/紫外線の害/肌の張り/肌のたるみ/肌荒れ/肌のかさつき・乾燥/しわ/顔色が悪い/顔のむくみ/目の下のくま/にきび・ふきでもの/しっしん・かゆみ/ムダ毛・体毛/白髪/抜け毛/髪質・髪のつや/虫歯/口臭/歯周病/歯の色/体臭/腋臭/加齢臭/水虫/足のにおい

3.健康に関する行動

◆健康のために行っていること
【生活習慣】規則正しい生活/早寝/早起き/水を飲む/手を洗う/うがい/マスク/食後に歯を磨く/禁煙/お酒を飲まない日(休肝日)

【運動】なるべく歩く・なるべく階段を使う/日常生活でなるべく体を動かす/散歩・ウォーキング/自転車・サイクリング/ラジオ体操/ヨガ/ストレッチ/ジョギング/水泳・水中ウォーキング/エアロビクス・ダンス等/筋力トレーニング/その他スポーツ

【健康管理】健康診断を受ける/体重を測る/体脂肪を測る/体温を測る/血圧を測る/カロリー計算/遺伝子検査★

【リラクゼーション】眠る/枕や寝具にこだわる/寝る前に温かいものを飲む/睡眠を意識して寝酒を飲む/入浴/半身浴/寝る前にぬるい湯の入浴/寝起きに熱い湯の入浴・シャワー/足湯/ゲルマニウム温浴・岩盤浴/入浴剤を使う/アロマテラピー/マッサージ/脳のトレーニング★/湿度に気づかう(加湿・除湿等)/空気の汚れに気づかう(ニオイ・除菌・ハウスダスト等)
◆健康施設・サービスの利用
トレーニングジム/フィットネススタジオ/プール/カルチャーセンター・ダンス教室・ヨガ教室など/スポーツ教室/テニスクラブ・テニスコート/ゴルフコース・ゴルフ練習場/体育館・コート・グラウンド/温泉・温浴施設/マッサージ/足ツボマッサージ/鍼・灸施術所/カイロプラクティック/エステティックサロン/ネット上の健康管理サービス
◆健康機器
(1)使用率 (2)使用意向
体重計/体脂肪計/体組成計/骨密度計/体温計/婦人体温計/血圧計/塩分計/血糖値計/万歩計・歩数計/高機能万歩計/電動歯ブラシ/浄水器/浄水機能付シャワーヘッド/空気清浄器/加湿器/除湿器/マッサージチェア/低周波や電動のマッサージ器/トレーニングマシン(ランニング・自転車こぎ・乗馬等)/トレーニング用器具(ダンベル等)/トレーニングできるゲーム機(Wii Fit等)/EMSマシン(筋肉電気刺激運動器)/マイナスイオン発生機能付家電/機能性下着

4.食生活に関する行動

◆食生活の心がけ
三食欠かさない/朝食は必ず食べる/腹八分目を心がけている/バランスのよい食事/1日30品目(種類を多く)食べる/テレビ等で健康にいいと取り上げられたものを食べてみる/昔から食べられている食品を食べる/外食を減らす/中食(買った弁当や惣菜)を減らす/夜遅く食べない/ダイエットする/なるべくカロリーを摂らない/なるべく塩分を摂らない/なるべく脂肪を摂らない/なるべく甘いものを摂らない/なるべく炭水化物を摂らない/なるべく食品添加物を摂らない/インスタント食品を摂らない/和食中心にする/野菜を多く食べる/緑黄色野菜を食べる/有機野菜を食べる/大豆など植物性たんぱく質を食べる/くだものを食べる/乳製品を食べる/海藻類を食べる/魚を食べる/肉を食べる/なるべく水を飲む/なるべくよく噛む
◆健康を意識して食べる食品
【野菜】ほうれん草/にんじん/かぼちゃ/トマト/ピーマン/ブロッコリー/グリーンアスパラガス/おくら/春菊/小松菜/チンゲンサイ/ニラ/しそ/パセリ/モロヘイヤ/あしたば/ゴーヤー/キャベツ/なす/さつまいも/いも類/ごぼう/ねぎ/たまねぎ/にんにく/しょうが/しいたけ/まいたけ/きのこ類/枝豆/大豆/あずき/豆類/ごま/唐辛子/こしょう

【くだもの】みかん/バナナ/いちご/ブルーベリー/ラズベリー(フランボワーズ)/クランベリー/りんご/桃/ぶどう/さくらんぼ/パイナップル/梅/あんず/スイカ★/ゆず★/すだち★/梨(和梨)★/プルーン/グレープフルーツ/オレンジ/レモン/ライム/シークヮーサー/アセロラ/カシス/アボカド/ザクロ/かりん/いちじく/干しぶどう/パパイヤ/マンゴー/プラム/キーウィ/アサイー/くこの実/アーモンド/くるみ

【飲料】トマト・野菜ジュース/野菜・くだもの混合ジュース/天然果汁飲料/乳酸菌飲料/ミネラルウォーター/海洋深層水/スポーツドリンク/コーヒー/ココア/紅茶/緑茶/麦茶/はと麦茶/そば茶/烏龍茶/プーアール茶/ハーブティ/ジャスミン茶/ブレンド茶/ゆず茶/その他の健康茶/お酢飲料/しょうが湯/赤ワイン/カロリー・糖質オフ等の機能性ビール/ノンアルコール飲料(ビール・カクテル等)/トクホ(特定保健用食品)のコーラ・炭酸飲料/エナジードリンク★/薬用酒/青汁

【畜産・海産物】牛乳/チーズ/ヨーグルト/スキムミルク/卵/こんぶ/わかめ/めかぶ/のり/ひじき/もずく/寒天/青ざかな(いわし・さば・あじ等)/小魚/えび・イカ・たこ/カキ/貝類/うなぎ/レバー/豚肉

【その他の食材・加工食品】そば/麦/大麦/全粒粉/玄米/発芽玄米/雑穀(五穀米・古代米等)/お粥/栄養強化米/オートミール/シリアル(コーンフレーク等)豆腐/納豆/豆乳/きなこ/こんにゃく/紅花油/ごま油/米油/健康油(脂肪のつきにくい油等)/オリーブオイル/グレープシードオイル/ココナッツオイル★/エゴマ(しそ油)/カレー/キムチ/黒砂糖(黒糖)/はちみつ/黒酢/もろみ酢/香酢/果実酢・その他の酢/梅干し/チョコレート/こんにゃくゼリー/にがり
◆摂取しない意識
農薬などの化学物質/食品添加物・合成保存料など/遺伝子組み換え食品/たばこの煙/環境ホルモン/ダイオキシン/PCB/放射線/輸入食品/問題の起きた産地の食品★/トランス型脂肪酸/飽和脂肪酸/カフェイン★/アルコール★
◆定期的に摂取している健康志向食品
健康食品/サプリメント/ダイエットサプリメント/栄養ドリンク/機能性ドリンク/機能性お茶ドリンク/バランス栄養食/ゼリー飲料/ゼロ表示の食品・飲料

5.栄養素・健康食品素材の認知・摂取意向

◆成分・栄養素
(1)認知 (2)摂取意向
ビタミンA/ビタミンD/ビタミンE/ビタミンK/ビタミンB群/ビタミンB1/ビタミンB2/ビタミンB6/ビタミンB12/ビタミンC/パントテン酸/ナイアシン(ニコチン酸)/葉酸/β−カロチン/リコピン/ケルセチン(ビタミンP)/ヘスペリジン(ビタミンP)/コエンザイムQ10/カプサンチン/ルテイン/β−クリプトキサンチン/α−リポ酸/ポリフェノール/カテキン/フラボノイド/テアフラビン/タンニン/アントシアニン/プロアントシアニジン(PAC)/ルチン/アスタキサンチン/サラシア/グリコーゲン/レスベラトロール(レスベラトール)/クルクミン/コーヒーポリフェノール/リンゴポリフェノール/カルシウム/カリウム/鉄/ヘム鉄/亜鉛/マグネシウム/セレン/白金ナノコロイド/ナトリウム/ヨウ素/リン/クロム/モリブデン/フッ素/バナジウム/食物繊維/セルロース/ペクチン/難消化性デキストリン/アルギン酸ナトリウム/キチン・キトサン/グルコマンナン/ムチン/不飽和脂肪酸/中鎖脂肪酸★/オレイン酸/リノール酸/共役リノール酸(CLA)/γ−リノレン酸/EPA/DHA/レシチン/ホスファチジルセリン(PS)/卵黄コリン/セラミド/ミルクセラミド/植物ステロール/アラキドン酸/たんぱく質(プロテイン)/アミノ酸/ペプチド/ミルクペプチド/卵黄ペプチド/イミダペプチド/アスパラギン酸/グルタミン酸/アルギニン/オルニチン/タウリン/カゼイン/L−シトルリン/L−カルニチン/コラーゲン/ヒアルロン酸/グルコサミン/MSM/CPP/MBP/ラクトフェリン/鉄ラクトフェリン/グルタチオン/テアニン/ギャバ(γ-アミノ酪酸)/エラスチン/アンセリン/エミューオイル/スルフォラファン/オリゴ糖/ニゲロオリゴ糖(NOS)/ミルクオリゴ糖(ラクチュロース)/アスパルテーム/キシリトール/リカルデント/トレハロース/アラビノース/アルギン酸/ラクトビオン酸/フコイダン/フコキサンチン/コンドロイチン/ベータグルカン/大豆イソフラボン/大豆サポニン/大豆グロブリン/大豆ペプチド/クロロゲン酸/クエン酸/乳酸/フルーツ酸/リンゴ酸/キナ酸/カプサイシン/ゴマリグナン/セサミン/アリシン/カフェイン/クロロフィル/ナットウキナーゼ/ベータラクトグロブリン
◆健康食品素材
(1)認知 (2)摂取意向
小麦はい芽油/大麦若葉エキス/クロレラ/スピルリナ/青汁(ケール)/梅肉エキス/にんにくエキス/アロエ/高麗人参/うこん/スッポン/ブルーベリーエキス/こんぶエキス/シイタケエキス/霊芝/アガリクス茸/冬虫夏草/メシマコブ/杜仲茶/甜茶/どくだみ茶/イチョウ葉エキス/桑の葉エキス/グァバ葉/ローズヒップ/エキナセア/キャッツクロー/ノコギリヤシ/マカ/ノニ/ガルシニア・カンボジア/ギムネマ・シルベスタ/サイリウム/セント・ジョンズ・ウォート/ピクノジェノール/フラバンジェノール/プロポリス/ローヤルゼリー/花粉/亜麻仁油(アマニ油)/卵黄油/キトサン/カキ肉エキス/しじみエキス/深海鮫エキス(スクワラン)/シルク/乳酸菌/ビフィズス菌/ガセリ菌(LG菌/ラクトバチルス・ガッセリ菌)/植物性乳酸菌/免疫ミルク/乳清(ホエイ)/プラセンタ/酵素/核酸/酵母/ビール酵母/紅麹/パフィア/R−1乳酸菌/乳酸菌シロタ株/ラブレ菌/フェカリス菌★

●フェースシート 

・属性:性別/年齢/未既婚/職業/家族構成/同居の子供★/住居形態/世帯年収
・生活習慣
【お酒】ほぼ毎日飲む/毎日ではないが飲む/飲まない
【たばこ】吸う/過去に吸っていたがやめた/吸わない
【生活習慣】お茶をよく飲む/コーヒーをよく飲む/甘いものをよく食べる/濃い味付けのものをよく食べる/早食い・ドカ食い・ながら食い/夜食や間食が多い/朝食を抜くことが多い/夕食を寝る2時間以内に食べる/外食をよくする/常に薬を服用している/身体を動かすのはきらいだ
【普段の交通手段】自家用車を利用することが多い/電車・バス等、公共交通機関を利用することが多い
【健康診断】メタボ健診で要注意と判定/メタボ健診を受け異常なし/健康診断・人間ドックを受けた/1年間で体重の増減が±3kg以上/20歳の時の体重から10kg以上増加
・持病(慢性疾患):治療中/過去治療/未治療/要注意/健康
・体型:身長/体重/BMI値/腹囲・ウェストサイズ

調査概要

・調査対象:首都圏の15〜79歳の男性・女性
・調査方法:「モニターリサーチ・システム」利用によるFAX調査
・有効回収数:1,249人(発送数1,800人・有効回収率69.8%)
・調査期間:2014年9月25日(木)〜30日(火)

調査のアウトプット

[本調査]

 1.調査報告書:65ページ・2014年11月発行
 2.集計結果表:A4判・2分冊・1,033ページ・2014年10月発行
 3.集計データ(CD-ROM):クロス集計、ローデータ、他一式

[時系列]

 1.健康ニーズ時系列分析レポート2014:A4判・76ページ・2014年12月発行
 2.健康ニーズ時系列データ集2014:A4判・2分冊・1,458ページ・2014年10月発行
 3.集計データ(CD-ROM):性年代別17年間の時系列集計データ

調査の価格

・[本調査]+[時系列]セット価格
定価720,000円(税別)・MDBメンバー価格650,000円(税別)
・[本調査]のみの価格
定価430,000円(税別)・MDBメンバー価格390,000円(税別)
※[時系列]のみの場合は価格600,000円(税別)・MDBメンバー価格560,000円(税別)

「健康ニーズ基本調査2014」結果の速報

― シニア男女は"いつまでも元気でいたい"から、「乳製品」「肉」を食べてしっかり"ロコモ"対策 ―



株式会社日本能率協会総合研究所(代表取締役社長:加藤 文昭 本社:東京都港区)は、2014年9月に、首都圏在住の15~79歳の男女個人を対象に、『健康ニーズ基本調査2014』を実施いたしました。本調査は、一般男女の健康に対するニーズを明らかにする総合的な調査ですが、この中から、下記のような実態が明らかになりましたのでご報告いたします。

太りたくない40代男女、将来の健康不安が拡大する50代男女、"いつまでも元気でいたい"と健康に気づかう70代男女。

男女とも、「太りたくない」は40代、「将来の健康には不安がある」は50代でピーク。「いつまでも元気でいたいので、健康には気づかっている」は、60代で半数超、70代では7割前後。

『ロコモティブシンドローム』は、この5年間で女性60代・70代・50代の注目集めて1割台に。

気になる健康用語に『ロコモ』を挙げる人は全体の6.5%に過ぎないものの、女性60代・50代では5年間で10ポイント以上増加、女性70代でも3年間で5ポイント以上増加。

男女60代・70代で、「乳製品を食べる」「肉を食べる」を実行する人が増加中。

「肉を食べる」は、12年から13年で5ポイント以上増加。12年から14年は男女とも70代で10ポイント以上、女性60代で15ポイント以上、男性60代で5ポイント以上増加。

家庭の食卓を担う女性40代・50代で、野菜・大豆・魚をバランスよく食べる和食中心の食行動が減少。

「魚を食べる」は、女性50代で02年54%から14年38%と15ポイント以上減少。「和食中心にする」は、01年から14年で女性40代が14ポイント、女性50代が16ポイント減少。

03年のテレビ主導の健康ブーム・06年のメタボブームの時は、特定の食品を食べて健康にと行動拡大、以降は縮小傾向。

平均回答数は03年の27.5項目、次いで01年の26.9項目、06年の25.2項目。03年は「ほうれん草」「にんじん」「豆類」「りんご」「緑茶」の5項目が前年から10ポイント以上増加した。

調査概要

調査対象:首都圏在住の15~79代の男女個人
調査方法:日本能率協会総合研究所「モニターリサーチ・システム」利用によるFAX調査
有効回収数:1,249人(発送数1,800人、有効回収率69.8%)
調査実施日:2014年9月25日(木)~30日(火)
※時系列比較では、過去の調査対象と揃え、10~60代計(有効回収数1,055人)で分析しました。

太りたくない40代男女、将来の健康不安が拡大する50代男女、"いつまでも元気でいたい"と健康に気づかう70代男女。

健康についての考え方や行動について、年代別に見てみました。
「病気にならないため、やせたい・太りたくない」という意識は、男女とも40代がピークです。女性では10代・20代で「美容のため、やせたい・太りたくない」との考えが過半数と高く、40代で「病気予防」「美容」の両面でやせたい意識が強くなりますが、60代以降は体型への意識は少なくなります。
「将来の健康には不安がある」意識は、男女とも20代から50代にかけて急拡大し、50代が健康不安のピーク、60代になると不安は少し落ち着きを見せます。
「いつまでも元気でいたいので、健康には気づかっている」は、60代になると男女とも半数を超え、70代では7割前後に達します。健康を気づかうか聞いた設問でも男女とも60代・70代では気づかう人が8~9割と非常に高く、いつまでも元気でいたい、つまり、寝たきりや要介護にならないよう、いかに健康寿命を長くするかという長寿健康意識が、70代男女の健康を気づかう行動原理となっているものと思われます。



図表1 健康についての考え方や行動(MA)



『ロコモティブシンドローム』は、この5年間で女性60代・70代・50代の注目集めて1割台に。

健康用語について52項目を挙げ、気になっているものを答えてもらいました。
全体では、『体脂肪』が6割を超えて1位、次いで『内臓脂肪』『デング熱』『有酸素運動』『基礎代謝』が4割弱で続きます。
一方、『ロコモティブシンドローム』は、加齢に伴う骨・関節・筋力などの様々な運動器の衰えや障害のことで、寝たきりや要介護の主要な原因となると、近年、注目を集めていますが、今回の調査では44位、年々徐々に増加していますが、全体の6.5%の人が気にしているに過ぎません。気になる健康用語としては、一般男女に浸透しているとは言えない状況です。
しかしながら、性・年代別に推移を見ると、女性60代・50代では5年間で10ポイント以上増加、女性70代でも3年間で5ポイント以上増加して、シニア女性では1割台半ばとなりました。男性50~70代でも増加傾向です。
要介護にならないために、健康寿命を維持したいと切実に願っている年代の男女で、『ロコモティブシンドローム』という健康用語は浸透しつつあるようです。



図表2 気になる健康用語『ロコモディブシンドローム』(MA)



男女60代・70代で、「乳製品を食べる」「肉を食べる」を実行する人が増加中。

健康のために食生活で行っていることを聞いた中から、「乳製品を食べる」「肉を食べる」と回答した人を見てみました。
「乳製品を食べる」ことは、全体では34%の人が意識していました。10年から14年にかけては3割前後、11年が29%と最も低く、以降14年まで微増しています。シニア男女の推移を見ると、女性60代で11年から14年で26ポイント増加したほか、女性70代で12年から14年で15ポイント増加していました。
「肉を食べる」は、全体では20%、12年から13年にかけて5ポイント以上増加し、14年は高水準が続きました。これを12年から14年のシニア男女の推移を見ると、男女とも70代では10ポイント以上増加、女性60代では15ポイント以上、男性60代でも5ポイント以上増加しており、この3年間で急速に意識され始めたことが分かります。
長寿健康意識が強い年代の男女では、「乳製品」「肉」といったたんぱく質をきちんと食べる意識が高まっています。『ロコモティブシンドローム』という言葉自体よりも、筋肉などの運動器を維持して健康寿命を伸ばそうという考え方が広まりつつあると推測されます。



図表3 健康のために「乳製品」「肉」を食べる意識(MA)



家庭の食卓を担う女性40代・50代で、野菜・大豆・魚をバランスよく食べる和食中心の食行動が減少。

健康のために食生活で行っていることを聞いた中から、家族の食事を担う女性40代・50代の回答の01年からの推移を見てみました。
「野菜を多く食べる」は女性40代・50代とも01年では7割を超えていましたが、6割前後となっています。 「バランスのよい食事」は、女性40代で01年の64%から14年45%と18ポイント減少しています。
「魚を食べる」は、女性50代で02年54%から14年38%と16ポイント減少しています。
「大豆など植物性たんぱく質を食べる」は、01年から14年で女性40代が15ポイント、女性50代が28ポイント減少しています。
「和食中心にする」は、01年から14年で女性40代が12ポイント、女性50代が14ポイント減少しています。 野菜・大豆・魚などをバランスよく食べる和食中心の食行動は、家庭の食卓を担う女性40代・50代では減少傾向といえます。従来から健康にいいとされてきた日本型食生活は、21世紀になってから一般家庭の食卓では徐々に少なくなってきている様子です。



図表4 健康のための「野菜」「バランスよく」「大豆」「魚」「和食」意識(MA)



03年のテレビ主導の健康ブーム・06年のメタボブームの時は、特定の食品を食べて健康にと行動拡大、以降は縮小傾向。

食品・飲料160項目を挙げて、健康のために食べているものを聞きました。そのうち、01年から14年まで比較できる100項目について、その何項目を選択したかの平均回答数を時系列比較したのが下記グラフです。
平均回答数が最も多かったのが03年の27.5項目、次いで01年の26.9項目、06年の25.2項目でした。07年以降は平均回答数が徐々に減少し、11年以降は20項目を下回る低水準が続いています。
03年は「ほうれん草」「にんじん」「豆類」「りんご」「緑茶」の5項目が前年から10ポイント以上増加しているなど、特に様々な食品について健康を意識して食べる人が多かった年でした。この03年前後の時期はテレビの健康情報番組が大人気で、○○が××予防にいいと番組で紹介された食品が翌日のスーパーの棚から消えるという社会現象が話題になりました。テレビ主導の健康ブームと言えます。
06年は『メタボリックシンドローム』が話題になった年です。お腹が出ているのを気にして食生活を注意する人が増え、その分健康のために特定の食品を食べる意識も強くなったようです。
その後、メタボブームも終わりを告げ、テレビ主導の健康ブームが去って10年以上が経過し、健康のために特定の食品を意識して食べるという行動は低迷していたと言えます。
そのような中、14年では「ヨーグルト」が5ポイント以上増加しました。特定の菌に効果があると話題になり、菌の機能性が消費の拡大につながりました。4月から食品の機能性表示解禁が始まりますが、様々な食品において健康のための消費拡大に結びつくのかが期待されています。



図表5 健康のために食べている食品100項目の平均回答数



「健康ニーズ基本調査2014」は、首都圏在住の15~79歳の男女個人を対象に、一般男女の健康に対するニーズを明らかにする総合的な調査です。今回は、性・年代別に時系列比較を行った時系列分析を中心にご報告いたします。

調査の内容

1.健康状態と健康観
 <1>現在の健康状態
 <2>健康への気づかい
 <3>健康についての関心領域
 <4>健康に関する意識と行動
2.健康情報と気になる症状
 <1>健康に関する情報源
 <2>気になる健康用語
 <3>気になる症状(体調/自覚症状/体型など/病気に対する不安など/その他)
3.健康に関する行動
 <1>健康のために行っていること(生活習慣/運動/健康管理/リラクゼーション等)
 <2>健康施設・サービスの利用
 <3>健康機器の使用率と使用意向
4.食生活に関する行動
 <1>健康のために食生活で行っていること
 <2>健康のために食べているもの(野菜/くだもの/飲料/畜産・海産物/加工食品)
 <3>摂取しないように意識しているもの
 <4>健康志向食品の摂取
5.栄養素・健康食品素材の認知・摂取意向

本調査は、健康マーケティングのための基礎データです。今回はその中から、[健康についての考え方や行動] [気になる健康用語『ロコモディブシンドローム』] [健康のために「乳製品」「肉」を食べる意識] [健康のための「野菜」「バランスよく」「大豆」「魚」「和食」意識] [健康のために食べている食品100項目の回答率の増減]に焦点をあて、結果の速報を報告しております。

調査購入のご案内

本調査は、弊社自主企画による調査に複数企業がご参加いただく方式で実施し、以下のアウトプット一式を提供いたします。

・『本調査』+『時系列』セット:定価720,000円(税別)・MDBメンバー価格650,000円(税別)
・『本調査』のみ:定価430,000円(税別)・MDBメンバー価格390,000円(税別)
※『時系列』のみの場合は、頒価600,000円(税別)・MDBメンバー価格560,000円(税別)

◆『本調査』のアウトプット

1.調査報告書:A4判・65ページ・2014年11月発行
2.集計結果表:A4判・2分冊・1,033ページ・2014年10月発行
3.集計データ(CD-ROM):クロス集計、ローデータ、他一式

◆『時系列』のアウトプット

1.健康ニーズ時系列分析レポート2014:A4判・76ページ・2014年12月発行
2.健康ニーズ時系列データ集2014:A4判・2分冊・1,458ページ・2014年10月発行
3.時系列データ集(CD-ROM):2014年10月発行
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本件についてのお問い合わせ先

株式会社日本能率協会総合研究所

経営・マーケティング研究部  担当:土井
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル5階
TEL:03-3434-6282 FAX:03-3578-7547 E-mail:info_mlmc@jmar.co.jp

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