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健康診断における尿酸値に対する意識・行動実態調査
2016年6月 6日
株式会社日本能率協会総合研究所(代表取締役社長:加藤 文昭 本社:東京都港区)では、全国の20歳~69歳の男女1,000人に対し、
尿酸値に関する調査を実施致しました。
調査結果の概要
調査目的 | 尿酸値に対する意識・理解度を把握すること |
---|---|
調査対象者 | 全国20歳~69歳の男女 |
調査方法 | インターネット調査 |
調査時期時期 | 2016年5月18日(水)~5月22日(日) |
回収サンプル数 | 1,000名 |
《本件についてのお問い合わせ先》
(株)日本能率協会総合研究所 消費者研究部(担当:池田・稲富)
TEL: 03-6202-1287 FAX: 03-6202-1294 E-mail: info@jmar.biz
結果のまとめ
尿酸値ケアのために継続的に摂取したいものはヨーグルト等の乳製品
健康診断で測定する諸指標のうち、「血圧」「血糖値」「血液」「脂質」「BMI」「尿酸値」の認知は
高くそれぞれ8割超。尿酸値が基準範囲外になることが身体に及ぼす影響や、自身の数値を認知している割合は、
それぞれ2割超程度。「尿酸値」は認知されているものの、詳しい内容はよく知られていないという状況が
うかがえる。
尿酸値を気にしている方は約2割で、気にしたきっかけとしては「健康診断等で尿酸値が高かった」
「お酒が好き」が多く挙げられた。尿酸値は、「生活習慣に気を付ける」「軽めの運動をする」
「食事のプリン体量に気を付ける」ことでコントロールできると思われている。
尿酸値に関していくつか説明文を呈示したところ、特に興味関心を喚起した説明文は、
「プリン体はほとんどすべての食品に含まれている」「尿酸値の上昇を起こさないために、
日常から生活習慣・食生活に気を付けることが大切」であった。
尿酸値のコントロールのために生活習慣・食生活で継続できそうなことは「水を多めに飲む」「軽めの運動をする」「塩分をとり過ぎないようにする」が多く挙げられた。
食品に含まれているプリン体の摂取を減らすために、今後習慣的に摂りたい食品を尋ねたところ、
「ヨーグルト・チーズ等の乳製品」「米・うどん・そば・パン等の穀物類」「昆布・ひじき・わかめ等の海藻類」が多く挙げられた。また、プリン体・尿酸値対策食品で継続しやすいものの1位は
「プリン体に作用する乳酸菌のヨーグルト」であった。
【対象者属性】(n=1,000)
調査結果
健康診断で測定する諸指標のうち、「血圧」「血糖値」「血液」「脂質」「BMI」「尿酸値」の認知は高くそれぞれ8割超。
尿酸値が基準範囲外になることが身体に及ぼす影響や、自身の数値を認知している割合は、それぞれ2割超程度。
「尿酸値」は認知されているものの、詳しい内容はよく知られていないという状況がうかがえる。
・健康診断で測定する諸指標について認知の程度を尋ねたところ、認知の割合(「内容までよく知っている」「言葉を聞いたことがある程度」の計)は
「血圧」が95.4%で最も高く、次いで「血糖値」(90.1%)、「血液」(87.8%)、「脂質」(87.5%)、「BMI」(86.6%)、「尿酸値」(85.4%)と
続いています。 (図表1)
・また、それぞれの項目の認知者にその項目の数値が基準範囲外になると身体にどのような影響があるか知っているかを尋ねたところ、
「血圧」が39.5%で最も高く、次いで「血糖値」(30.3%)、「脂質」(29.9%)、「肝機能」(29.8%)、「尿酸値」(24.7%)と続いています。 (図表2)
・「尿酸値」認知者にご自身の尿酸値の数値を尋ねたところ、「わからない」が76.5%となっており、数値を把握している方は23.5%となっています。
(図表3)
図表1:健康診断で測定する以下の項目について、それぞれどの程度ご存知ですか。(それぞれ1つずつ選択)
図表2:あなたがご存知の健康診断の測定項目の中で、「基準範囲外」となるとどのような身体への影響があるかご存知のものはありますか。
(いくつでも選択可)
図表3:(尿酸値認知者のみ回答)あなたの尿酸値はどの位かお分かりですか。(1つだけ選択)
尿酸値を気にしている方は約2割で、気にしたきっかけとしては「健康診断等で尿酸値が高かった」「お酒が好き」が
多く挙げられた。
尿酸値は、「生活習慣に気を付ける」「軽めの運動をする」「食事のプリン体量に気を付ける」ことで
コントロールできると思われている。
・「尿酸値」認知者に、尿酸値を気にしているか尋ねたところ、「気にしている」計(「気にしている」5.5%、「やや気にしている」14.2%)は19.7%でした。 (図表4)
・「尿酸値」を気にしている方に、そのきっかけを尋ねたところ、「健康診断等で調べた際に尿酸値が高かったので」が39.9%と最も高く、
次いで「お酒が好きなので」(23.2%)、「テレビや雑誌等で尿酸値について取り上げていたので」(17.3%)と続いています。 (図表5)
・「尿酸値」認知者に、尿酸値のコントロールに効果がありそうだと思うものを尋ねたところ、「生活習慣に気を付ける」が30.1%と最も高く、
次いで「軽めの運動をする」(24.8%)、「食事のプリン体量に気を付ける」(23.4%)と続いています。
また、「尿酸値」を気にしている方では「尿酸値を下げる薬を飲む」が41.1%と最も高く、次いで「軽めの運動をする」(36.9%)、「生活習慣に気を付ける」「食事のプリン体量に気を付ける」(ともに33.3%)と続いています。 (図表6)
図表4:(尿酸値認知者のみ回答)あなたはご自身の尿酸値を気にしていますか。(1つだけ選択)
図表5:(尿酸値を気にしている方のみ回答)あなたが尿酸値を気にするようになったきっかけは何ですか。(いくつでも選択可)
図表6(尿酸値認知者のみ回答)尿酸値をコントロールする対策として、効果がありそうだと思うものはありますか。(いくつでも選択可)
尿酸値に関していくつか説明文を呈示したところ、特に興味関心を喚起した説明文は、「プリン体はほとんどすべての食品に
含まれている」。
「尿酸値の上昇を起こさないために、日常から生活習慣・食生活に気を付けることが大切。」であった。
尿酸値のコントロールのために生活習慣・食生活で継続できそうなことは「水を多めに飲む」「軽めの運動をする」
「塩分をとり過ぎないようにする」が多く挙げられた。
・尿酸値に関する説明文を呈示し、興味関心を持ったものを尋ねたところ、「プリン体」は、ビールや魚卵に多く含まれると言われているが、
ほとんどすべての食品に多かれ少なかれ含まれている。」が35.6%と最も高く、次いで「尿酸値の上昇を起こさないためには、
日常から生活習慣・食生活(ストレスをためない、軽めの運動、水を多めに飲む、プリン体が多い食べ物を控えるなど)に気を付けることが大切。」が30.8%、
「プリン体が消費されて残るゴミが「尿酸」であり、その血中濃度が上昇すると、様々な健康被害を引き起こしやすくなる。」が24.3%と続きます。 (図表7)
・尿酸値のコントロールをした方がよいと思うか尋ねたところ、「そう思う計」(「そう思う」26.0%、「ややそう思う」(45.4%))は71.4%となりました。 (図表8)
・具体的にどのようなことであれば継続できそうかを尋ねたところ、「水を多めに飲む」が52.5%と最も高く、次いで「軽めの運動をする」(37.1%)、
「塩分をとり過ぎないようにする」(31.3%)と続きます。 (図表9)
図表7:説明文の各文章のうち、あなたが興味関心をもった部分はどこですか。(いくつでも選択可)
図表8:あなたは、尿酸値が適切な数値になるようにコントロールした方がよいと思いましたか。(1つだけ選択)
図表9:あなたが尿酸値をコントロールするために、継続的に実施できそうなものはどれですか。(いくつでも選択可)
食品に含まれているプリン体の摂取を減らすために、今後習慣的に摂りたい食品を尋ねたところ、「ヨーグルト・チーズ等の乳製品」
「米・うどん・そば・パン等の穀物類」「昆布・ひじき・わかめ等の海藻類」が多く挙げられた。
また、プリン体・尿酸値対策食品で継続しやすいものの1位は「プリン体に作用する乳酸菌のヨーグルト」であった。
・プリン体の摂取を減らすために、今後習慣的に摂取したいものを尋ねたところ、「ヨーグルト・チーズ等の乳製品」が48.1%と最も高く、
次いで「米・うどん・そば・パン等の穀物類」(42.9%)、「昆布・ひじき・わかめ等の海藻類」(41.2%)と続いています。 (図表10)
・また、プリン体・尿酸値をケアする食品で、継続しやすいと思うものを尋ねたところ、「プリン体に作用する乳酸菌のヨーグルト」が38.8%で最も高く、
次いで「プリン体カットのビール類(発泡酒等)」(18.8%)、「プリン体カットのチューハイ・カクテル」(10.0%)と続いています。 (図表11)
図表10:プリン体の摂取を減らすために、今後、習慣的に摂りたい食品はどれですか。(いくつでも選択可)
図表11:プリン体や尿酸値をケアする食品で、継続しやすいと思うものはありますか。(いくつでも選択可)
※弊社に無断で、本リリースの転載・引用を固く禁じます。
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