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  • 2025年1月20日

高齢者”きもち”調査2024年

~60-90歳の高齢者2500名の”きもち”を定量的に徹底分析~

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レポート

高齢者60~90歳2500名を対象とした、国内唯一の高齢者大規模郵送調査。
60~90歳の「6090世代」2,500人の「きもち」を徹底分析。

60~90歳の高齢者を対象として「高齢者の“きもち”」をテーマとした調査で、加齢とともに変化する高齢者の「きもち・考え」や「楽しさ・喜び」といった意識を定量的に把握します。加えて、今後のくらし・高齢者向け施設についての考えも網羅的に捉えます。
*「高齢者6090(ロクマルキューマル)レポートシリーズ」は「6090リサーチⓇ」モニターを活用した調査シリーズです。


調査概要

調査対象:60〜90歳の男女/2,500人/2024年10月実施/郵送調査

調査の内容

特徴1:高齢者60~90歳2500名を対象とした、国内唯一の高齢者大規模郵送調査

高齢者60~90歳2,500名を対象とした大規模郵送調査。郵送での実施の為、インターネットを利用しない高齢者やインターネット調査ではあまり出現しない80代の実態を把握できます。

特徴2:100を超える意識項目で、高齢者の「きもち」を徹底把握

買い物・情報・住まい・ライフスタイル・健康・身だしなみ・食事・調理行動等の100を超える意識項目について、それぞれ7段階で意識を聴取します。性別・年齢別の違い・変化を捉えることができます。

特徴3:50を超える行動に対する「楽しさ・喜び」の感じ方を年代別で検証

様々な行動に対して、高齢者が「楽しさ・喜び」を感じる程度を把握します。
マーケティング戦略上のターゲットとすべき年齢の検証にお使いいただくことが可能です。

特徴4:今後のくらし・高齢者向け施設についての考えも網羅

エンディングノートや自身の死後に関する処理等、今後のくらしについての考えや意識を捉えます。さらには、高齢者向け施設への関連設問も網羅。高齢者が自分事として考える将来についての意識を把握。

特徴5:3年前との時系列比較によって変化した意識・行動を捉える

初回調査の2021年から3年経過した2024年調査では、時系列比較が可能となります。3年前と比べて変化した意識・行動は何かを捉え、今の高齢者の「きもち」理解を深めます。

高齢者"きもち"調査2024年 調査項目

Chapter 1 家族・住まい

◇性別
◇年齢
◇婚姻状況
◇同居家族
 配偶者/親、義父母/子、子の配偶者/孫/兄弟姉妹・義兄弟姉妹/親戚/その他/同居の家族はいない
◇同居家族人数
◇ペット飼育の有無
◇近居家族の有無
 有⇒最近の行き来の増減:減った/変化ない/増えた
◇住居形態
 持家一戸建て/持家マンション/賃貸一戸建て/賃貸マンション・アパート
◇居住地域タイプ
 都市部/都市部近郊/郊外・田舎

Chapter 2 生活実態

◇仕事の有無
◇雇用形態・立場
 正社員/契約社員・嘱託社員/派遣社員/パート・アルバイト/会社経営者/個人事業主・自営業
◇仕事の頻度
◇世帯年収
◇自身・配偶者の保有金融資産
◇自身の生活費の財源
 自分で働いた収入/同居している家族が働いた収入/別居している家族からの仕送り等/
 年金/自分自身の預貯金/資産運用(不動産・株等)/その他の収入
◇経済的なゆとりの有無
 あると思う〜あると思わない
◇外出頻度

◇身体の老い
 話し声や音が聞き取りづらくなった/飲食時に飲み込みづらいことがある/お茶や汁物等でむせることがある/何かにつかまらないと立ち座りが大変/まわりの人と同じ速度で歩けない/階段を上るときにつまずく・つまずきそうになる/手すりがないと階段を昇るのがつらい/段差のない平らな場所でつまずきそうになる/寝つきが悪くなった/尿意を我慢できなくなった…etc

◇健康維持・老化予防のために日頃行っていること
 十分な睡眠をとるようにしている/ウォーキング・体操など軽い運動で体を動かすようにしている/普段の食事の栄養バランスに気をつけている/体に良いとされる食品や飲料を積極的に食べるようにしている/老化予防のための遊びやゲーム(脳トレなど)を行っている/肌をケアするためのスキンケア用品を使っている/歯や口の中をきれいにするようにしている…etc

◇普段使用している・今後使用したい健康機器・ツール
<1>普段使用している <2>今後使ってみたい
 体重計/体組成計(体脂肪も測定可能)/体温計/血圧計/補聴器/集音器/万歩計・歩数計/
 スマートウォッチ・ウェアラブル端末/スマートフォンの食事管理アプリ…etc

◇食品や生活用品などの主な購入者
◇生活費のほかに自由に使える金額
◇今後、積極的にお金を使っていきたいもの
 食品(健康食品を除く)/健康食品・健康飲料/清涼飲料/アルコール類/外食/衣類、ファッション/
 化粧品/美容サロン・エステなど/フィットネス・ヨガなど/スポーツ/映画・音楽・美術鑑賞/
 家電製品/家具、インテリア、寝具/家のリフォーム/医療サービス、医薬品…etc

◇インターネットの利用状況

Chapter 3 きもち・考え

◇「買い物」や「情報」に関する気持ち・考え
<1>より良い商品を求めて、これまで買ったことがない商品を試し買いすることが多い
<2>テレビCMやチラシなどの広告で、新商品の情報をチェックしている
<3>商品選びに迷ったとき、周りの人がすすめる商品を買うことがある
<4>買い慣れた商品を購入することが多い
<5>いくつかある商品の中から、どれが最も良いか検討するのがおっくうだ
等、全部で24項目を聴取

◇「住まい」や「ライフスタイル」、「人生観」「人間関係」に関する気持ち・考え
<1>生活に便利な、都会的な環境で暮らしたい
<2>できるだけ不要なものを持たないようにして、身軽でシンプルな暮らしがしたい
<3>家の中がより快適になるように、新しい家電や住宅設備機器を取り入れたい
<4>リフォームや増改築など、家を大きく改修したい願望がある
<5>家が老朽化していたり、傷みや不具合が目立つようになってきていると感じる
等、全部で22項目を聴取

◇「健康」・「身だしなみ」に関する気持ち・考え
<1>自分は今、健康だと感じている
<2>5年前より健康に気づかうようになった
<3>将来の健康には不安がある
<4>自分の健康は自分自身で管理している
<5>同年代と比べて、自分は体力がある方だと思う
等、全部で19項目を聴取

◇「食事」に関する気持ち・考え
<1>食事は、好みよりも健康や体にいいものを優先する
<2>食事は、好みよりも噛みやすさ・飲み込みやすさを優先する
<3>甘いものが好きである
<4>話題になっている食品やスイーツを食べたい
<5>普段の食事の中で栄養バランスを意識している
等、全部で23項目を聴取
◇食費に関する考え

◇料理頻度
◇「調理行動」に関する気持ち・考え
<1>料理することは好きだ
<2>積極的に新しいメニューや食材を試したい
<3>調理時間を短縮することを重視している
<4>献立や栄養バランスを考えるのが面倒だと感じることがある
<5>調理をしていると、身体的にしんどいと感じることがある
等、全部で13項目を聴取

◇便利な機器に代替したい・業者に依頼したい家事
 普段の買い物(スーパーなどへの買いだし)/食事作り/食器洗い/ゴミの分別をする/ゴミを捨てる/
 洗濯物を干す/洗濯物をたたむ/掃除機をかける/床拭き/キッチンシンクの掃除/換気扇の掃除/
 トイレ掃除/お風呂(浴槽)の掃除/お風呂(浴室)の壁磨き…etc

Chapter 4 楽しさ・喜び

<1>スーパーや酒屋でお酒を買うとき
<2>ビールを飲んでいるとき
<3>日本酒・焼酎を飲んでいるとき
<4>ワインを飲んでいるとき
<5>お菓子・スイーツ・アイスクリームを買うとき
等、全部で50項目以上を聴取

Chapter 5 今後のくらしについて

◇「今後のくらし」に関する気持ち・考え
<1>自分のための介護施設について情報収集を行う必要を感じている
<2>自宅のリフォームを検討する必要を感じている
<3>将来に向けた資産整理が必要だと感じている
等、全部で8項目を聴取

◇高齢者向け施設への入居きっかけ・タイミング
◇高齢者向け施設の重視点
◇希望する高齢者向け施設の種類

Chapter 6 イノベーター理論に基づく高齢者分類

調査概要

・調査対象:全国に居住する60〜90歳男女
・調査方法:高齢者「6090リサーチⓇ」モニター利用による郵送調査
・有効回収数:2,500人
      (性別・年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収)
・調査期間:2024年10月


調査のアウトプット

1. 調査報告書:PDFファイル(2024年12月末完成予定)
2. 集計データ:単純集計表・クロス集計表(性別・年齢別 / 仕事・経済別 / 健康別など)
※納品するアウトプットは、全て電子データにてご提供します。
 (「調査報告書」の紙媒体でのご納品は別途費用にてお承り致します。)


調査の価格

「高齢者“きもち”調査2024年」定価590,000円(税別)・MDBメンバー価格570,000円(税別)
※MDBメンバー価格の適用は、当社の会員制情報提供サービス「マーケティング・データ・バンク」に
ご登録いただいている事業所に限らせていただきます。
◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にてお承りいたします。
 【都度お見積りさせていただきます】
◆ローデータ(Excelファイル)は別売りとなります。【一式15万円(税別)】
 ※2024年単年のローデータです。
※本調査の成果物の著作権は、株式会社日本能率協会総合研究所が保有します。
※当社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。
 ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。

高齢者の経済的なゆとりは低下
支出が大きい「海外旅行」への楽しさ・喜びが低下する一方、健康・老化防止に向けた支出意欲は微増

株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原正昭)は、60~90歳の高齢者を対象として「高齢者の“きもち”」をテーマとした自主企画調査を実施しました。加齢とともに変化する高齢者の「きもち・考え」や「楽しさ・喜び」といった意識を定量的に把握することを目的としました。また1回目の2021年調査との時系列比較も可能です。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。


調査結果のポイント紹介

本無料レポートでは調査結果の一部を抜粋してご紹介させていただきます。

◆ 女性70代の7割半が
  「年をとっても、老化が進んだなりに人生を楽しめると思う」と考える
◆ 3年前と比べて「経済的なゆとり」があると感じる家庭は2割半に減少傾向、
  物価高の影響か
◆ 大きな支出を伴う「海外旅行」への楽しさ・喜びは減少傾向
◆ 健康・老化防止に向けた支出意欲は微増傾向
◆ 高齢者の8割以上が「高齢になっても自分自身の歯を維持していたい」



調査概要

・調査名:高齢者6090レポートシリーズ 高齢者“きもち”調査 2024年
 ※今回の無料レポートでは、上記調査の中に収録されている調査結果の一部を抜粋してご紹介致します。
・調査期間:2024年 10月 18日(金) ~ 2024年 11月 1日(金)
・調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する「高齢者6090リサーチモニター」
      (全国に居住する60歳から90歳までの男女)
・調査方法:郵送調査
・回答者数:2,500名
 ※性別・年齢・エリアに基づき母集団人口構成比に準拠して回収


調査結果

【調査結果1】女性70代の7割半が
「年をとっても、老化が進んだなりに人生を楽しめると思う」と考える

「買い物・情報」「住まい・ライフスタイル」「健康・身だしなみ」「食事」「調理行動」のカテゴリーで、合計100を超える”きもち・考え”を確認した。
60~90歳の2500名の男女は、「老い」に対してどう考えているのか。「年をとっても、老化が進んだなりに人生を楽しめると思う」という考えに対して、「とてもあてはまる」「あてはまる」「ややあてはまる」のいずれかを選択した「老いに対するポジティブな受容」の考えを持っている人をみると、男性は6割強、女性は7割近くで、男性と比べると女性が高かった。女性70代は7割半が「老い」に対してポジティブな受容の姿勢がみられた。ただし、女性は80代になると顕著に低下する傾向もみられた。一方で男性はいずれの年齢層でも6割台と年齢による傾向差があまりみられなかった。

Q. 現在のあなたの「気持ち・考え」にあてはまる程度をお答えください。(単一回答)





【調査結果2】3年前と比べて「経済的なゆとり」があると感じる家庭は
2割半に減少傾向、物価高の影響か

経済的なゆとりについて「あると思う」~「あると思わない」の5段階で確認したところ、「あると思う」「ややあると思う」を足し合わせた「あると思う 計」の割合は男性27.0%、女性23.7%で、全体では2割半だった。
3年前の2021年調査と比べると、「あると思う 計」は男女ともに低下傾向。男女とも多くの年齢層で低下しており、一方、「あると思わない 計」は増加しており、特に女性80-84歳は「あると思わない 計」の割合が2021年32.1%→2024年49.5%と15ポイント以上増加していた。

Q. あなたのご家庭では、経済的なゆとりがあると思いますか。(単一回答)





【調査結果3】
大きな支出を伴う「海外旅行」への楽しさ・喜びは3年前と比べて減少傾向

50以上の事柄について、「楽しさ・喜び」を感じる程度を確認したところ、高齢者が「楽しさ・喜び」を感じる割合の高い「旅行」は、3年前と比べて減少傾向がみられた。特に大きな支出を伴う「海外旅行で観光をしているとき」は、「楽しさ・喜び」を「とても感じる」「感じる」のTOP2の割合でみると減少がより顕著だった。特に男性70-74歳のTOP2は58.2%→46.9%、男性80-84歳のTOP2は59.3%→47.1%と10ポイント以上減少した。

Q. 次の事柄について、あなたはどの程度「楽しさ・喜び」を感じますか。(単一回答)




【調査結果4】
健康・老化防止に向けた支出意欲は、3年前と比べて微増傾向

経済的なゆとりの低下や大きな支出に対する慎重な姿勢が見えた一方で、「健康や老化防止に効果があるものには、積極的にお金を使いたい」という支出意欲は、微増傾向がみられた。特に「とてもあてはまる」「あてはまる」「ややあてはまる」を足し合わせた「あてはまる 計」の割合でみるとその傾向は顕著で、3年前と比べて微増している。「あてはまる 計」の割合は、男性が4割で、女性が46.4%で、前回調査と比べると、特に男性80代後半は15ポイント近く、女性70代~80代前半は10ポイント前後増加している。

Q. 現在のあなたの「気持ち・考え」にあてはまる程度をお答えください。(単一回答)




【調査結果5】
高齢者の8割以上が「高齢になっても自分自身の歯を維持していたい」

※詳細はお申込みいただいた方がご覧いただけます。




本レポートについて

ご紹介した「高齢者“きもち”調査2024年」は有償にて販売しています。本ページではご紹介できなかった「きもち・考え」や「楽しさ・喜び」も、有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。
※本内容に関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。

レポート販売のご案内

【高齢者”きもち”調査2024年】
 (1)調査報告書(PDFファイル):2024年12月末完成
 (2)集計データ(Excelファイル):単純集計・クロス集計表一式
 ◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。
  (都度お見積りさせていただきます)
 ※納品するアウトプットは、全て電子データにてご提供します。
 ◆ローデータ(Excelファイル)は別売りとなります。【一式15万円(税別)】
※当社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。

調査購入のご案内

・定価590,000円(税別) ・MDBメンバー価格570,000円(税別)

本件についてのお問い合わせ先

株式会社日本能率協会総合研究所
経営・マーケティング研究部 担当:山口 荒木
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3578-7607 E-mail:info_mlmc@jmar.co.jp

本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。
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