メニュー別・シーン別に、加工食品や中食の利用実態を検証する調査です。その背景にある主婦の時短・簡便化ニーズ、手作り・こだわり意識を、毎年定点観測します。2016年調査は、時短・簡便化vs.家計節約のせめぎ合いの実態を探ります。
調査概要
20〜60代主婦、1,065人、2016年7月、FAX調査
調査の内容
1)[メニュー別、手作り〜中食の利用意識](9年間の時系列比較)
日常メニュー65品目のポジショニング:主婦の意識と実態からメニューを解明!!
よく出現するメニューは何か?そのシーン別・目的別・作り方別の差がわかります。
<1>定番メニュー <2>手作りメニュー <3>イベントメニュー <4>中食メニュー <5>お助けメニュー
代表メニューの詳細分析:調理方法/こだわり/中食・半調理品・市販の素の活用など
<1>カレー <2>パスタ・スパゲッティ <3>ピザ <4>チャーハン・炒めご飯
<5>餃子 <6>コロッケ <7>鍋料理
よく出現するメニューは何か?そのシーン別・目的別・作り方別の差がわかります。
<1>定番メニュー <2>手作りメニュー <3>イベントメニュー <4>中食メニュー <5>お助けメニュー
代表メニューの詳細分析:調理方法/こだわり/中食・半調理品・市販の素の活用など
<1>カレー <2>パスタ・スパゲッティ <3>ピザ <4>チャーハン・炒めご飯
<5>餃子 <6>コロッケ <7>鍋料理
2)[朝食・夕食・弁当作り・常備菜のシーン別実態把握]
夕食シーンの意識と実態:レシピの情報源、家族全員が家で夕食を食べる頻度、夕食メニューの決め方
朝食シーンの意識と実態:家族全員が家で朝食を食べる頻度、朝食準備の実態、朝食メニュー
弁当作りの意識と実態:弁当作りの有無/実態(弁当作りの増減/ご飯の用意/おかずの使いまわし/冷凍食品)
常備菜作りの意識と実態:常備菜作り置きの動機/活用シーン/作り方/主要メニュー
朝食シーンの意識と実態:家族全員が家で朝食を食べる頻度、朝食準備の実態、朝食メニュー
弁当作りの意識と実態:弁当作りの有無/実態(弁当作りの増減/ご飯の用意/おかずの使いまわし/冷凍食品)
常備菜作りの意識と実態:常備菜作り置きの動機/活用シーン/作り方/主要メニュー
3)[中食利用と買い物行動・食卓の変化]
市販の素・調理用ソース・簡便調味料:<1>利用品目 <2>利用実態と理由
中食・外食の利用:<1>利用 <2>抵抗感
生鮮食品(野菜・肉・魚)・加工食品(冷凍食品・レトルト食品等)の購入重視点:安全・価格・便利・鮮度...
食品購入の心がけ:まとめ買い、ポイント集め、特売品、ネットスーパー、消費増税/食品値上げ後の変化は?
時系列でみる日常の調理意識の変化:手作り、中食活用、食費切り詰め、時短、安全、エコ、健康...
中食・外食の利用:<1>利用 <2>抵抗感
生鮮食品(野菜・肉・魚)・加工食品(冷凍食品・レトルト食品等)の購入重視点:安全・価格・便利・鮮度...
食品購入の心がけ:まとめ買い、ポイント集め、特売品、ネットスーパー、消費増税/食品値上げ後の変化は?
時系列でみる日常の調理意識の変化:手作り、中食活用、食費切り詰め、時短、安全、エコ、健康...
「メニューからみた食卓調査2016」 調査項目
★印:2016年新規追加項目
08 09 10 11 12 13 14 15:各年との時系列比較項目
08 09 10 11 12 13 14 15:各年との時系列比較項目
1.日常メニューのポジショニング
◆日常メニュー65品目について
(1)定番メニュー 08 09 10 11 12 13 14 15:月に1回以上食卓に登場する
(2)手作りメニュー 08 09 10 11 12 13 14 15:手作りすることが多いメニュー
(3)イベントメニュー 08 09 11 12 13 14 15:家族が揃う・誕生日等ちょっとしたイベントのときによく食卓に登場するメニュー
(4)中食メニュー 08 09 10 11 13 14:冷凍食品・レトルト食品・インスタント食品・市販の総菜等、便利な市販品を利用して食卓に出すメニュー
(2)手作りメニュー 08 09 10 11 12 13 14 15:手作りすることが多いメニュー
(3)イベントメニュー 08 09 11 12 13 14 15:家族が揃う・誕生日等ちょっとしたイベントのときによく食卓に登場するメニュー
(4)中食メニュー 08 09 10 11 13 14:冷凍食品・レトルト食品・インスタント食品・市販の総菜等、便利な市販品を利用して食卓に出すメニュー
【主食系メニュー】チャーハン・ピラフ・焼き飯/炊き込みご飯・釜飯/おかゆ・雑炊/おにぎり/寿司/カレー(カレーライス)/ハヤシライス/オムライス/丼もの(牛丼・親子丼等)/おかずつきのパン(サンドイッチ・ピザトースト・ハンバーガー等)/和風めん類(そば・うどん等)/焼きそば/ラーメン等中華めん類/パスタ・スパゲッティ/ピザ/お好み焼き/たこ焼き
【肉料理】ハンバーグ/しょうが焼き/焼き鳥・照り焼き/トンカツ等肉のフライ/鶏のから揚げ(ナゲット・フライドチキンを含む)/肉じゃが/豚の角煮/ロールキャベツ/肉の煮物/焼き肉/ステーキ/餃子/シュウマイ等中華点心
【魚料理】焼き魚(干物・塩焼き等)/煮魚・魚介類の煮物/刺身/魚介類のフライ/魚介類の蒸し焼き・ホイル焼き等
【野菜料理】かぼちゃの煮物/きんぴら/ひじき・切り干し大根・煮豆等乾物の煮物/野菜の煮物/ポテトサラダ/野菜サラダ/ゆで野菜(ブロッコリー・枝豆等)/温野菜・蒸し野菜/野菜のおひたし・和え物/野菜炒め/野菜フライ(ポテトフライ・素揚げ等)
【その他の料理】麻婆豆腐・麻婆ナス等/中華風炒め物/炒め物/コロッケ/天ぷら/豆腐料理/卵焼き・目玉焼き/酢の物・マリネ/おでん/すき焼き/しゃぶしゃぶ/鍋料理/シチュー・ポトフ等の煮込み料理
【オーブン料理】グラタン/ラザニア・キッシュ・ドリア/ローストチキン・ローストビーフ/オーブン料理
【汁物】味噌汁/スープ(洋風・中華風等)
【肉料理】ハンバーグ/しょうが焼き/焼き鳥・照り焼き/トンカツ等肉のフライ/鶏のから揚げ(ナゲット・フライドチキンを含む)/肉じゃが/豚の角煮/ロールキャベツ/肉の煮物/焼き肉/ステーキ/餃子/シュウマイ等中華点心
【魚料理】焼き魚(干物・塩焼き等)/煮魚・魚介類の煮物/刺身/魚介類のフライ/魚介類の蒸し焼き・ホイル焼き等
【野菜料理】かぼちゃの煮物/きんぴら/ひじき・切り干し大根・煮豆等乾物の煮物/野菜の煮物/ポテトサラダ/野菜サラダ/ゆで野菜(ブロッコリー・枝豆等)/温野菜・蒸し野菜/野菜のおひたし・和え物/野菜炒め/野菜フライ(ポテトフライ・素揚げ等)
【その他の料理】麻婆豆腐・麻婆ナス等/中華風炒め物/炒め物/コロッケ/天ぷら/豆腐料理/卵焼き・目玉焼き/酢の物・マリネ/おでん/すき焼き/しゃぶしゃぶ/鍋料理/シチュー・ポトフ等の煮込み料理
【オーブン料理】グラタン/ラザニア・キッシュ・ドリア/ローストチキン・ローストビーフ/オーブン料理
【汁物】味噌汁/スープ(洋風・中華風等)
◆代表メニューの詳細分析
(1)カレー 08 09 13:野菜・肉・魚介類等の食材を使う/材料を洗う・皮をむく・切る/材料に下味をつける/炒める/煮る・煮込む/野菜・肉等からとったスープを使う/本格スパイス(ターメリック・ガラムマサラ等)を使う/カレー粉(粉末のスパイス)を使う/市販のカレールー(固形・フレーク等)を使う/市販のレトルトカレー・缶詰等を利用する/市販のレトルトカレー・缶詰等は電子レンジで温める/市販のレトルト等を利用するが具や調味料を加える/弁当・惣菜を利用/カレー専門店等のテイクアウト・出前を利用/作るときにいつも隠し味に使う材料がある
(2)パスタ・スパゲッティ 08 09 10 11 12 13 14 15:めんを手作りする/お湯をわかしてゆでる/電子レンジを利用してゆでる/マカロニ・ショートパスタを使う/具は野菜・肉・魚介類等の食材を使う/具の材料を洗う・皮をむく・切る/具の材料に下味をつける/具を炒める/具を煮る・煮込む/ワインを使う/本格スパイス・ハーブ(バジル・ローリエ等)を使う/市販のパスタソース(レトルトや缶詰)を利用/市販のパスタソース(あえるだけのタイプ)を利用/市販のパスタソースは、めんをゆでるお湯で一緒に温める/市販のパスタソースは、電子レンジで温める/市販のパスタソースを利用するが、具や調味料を加える/市販のパスタソースは利用しない/カップパスタ・インスタント食品を利用/電子レンジ専用インスタント食品・冷凍食品を利用/弁当・惣菜を利用/イタリアン専門店等のテイクアウト・出前を利用/作るときにいつも隠し味に使う材料がある
(3)ピザ 08 11 13:野菜・ハム・ベーコン等の食材を具に使う/スライスチーズや細切りチーズを使う/ピザ生地を手作りする/市販のピザ生地を利用する/市販の冷蔵・冷凍ピザを生地に利用し、さらに具をのせる/チルド(冷蔵)をそのまま利用する/冷凍食品をそのまま利用する/ピザソースはトマトやスパイスから手作りする/ピザソースはケチャップや缶詰を利用して作る/市販のピザソースを利用する/惣菜を利用する/宅配を利用する/ピザ・イタリアン専門店等のテイクアウトを利用する/作るときにいつも隠し味に使う材料がある
(4)チャーハン・炒めご飯★:ご飯はチャーハン・炒めご飯を作るときに炊く/ご飯はジャーにあるものを使う/ご飯は冷蔵庫に保存していたものを使う/ご飯は冷凍庫に保存していたものを使う/ご飯は電子レンジで温めてから使う/肉は手作りのチャーシュー・煮豚等を使う/野菜・肉等の材料を包丁等で細かく刻む/フードプロセッサ等を利用して材料を刻む/市販のカット野菜(みじん切りの野菜)を利用する/市販の冷凍食材(シーフード・ミックスベジタブル等)を利用する/塩・こしょう・しょう油等の基本調味料で味をつける/ネギ・にんにく・しょうが等の香味野菜を使う/中華だしの素(顆粒・ペースト等)を使う/市販のチャーハンの素を使う/フライパンで炒める/中華鍋で炒める/市販の冷凍食品をフライパンで調理する/市販の冷凍食品を電子レンジで調理する/惣菜・弁当を利用する/中華専門店のテイクアウト・出前を利用する/作るときにいつも隠し味に使う材料がある
(5)餃子 08 09 10 11 12 14:肉をミンチにしてひき肉を手作りする/皮を手作りする/市販の餃子の皮を利用/野菜を洗う・皮をむく・刻む/ひき肉に野菜・調味料等の材料を混ぜて具を作る/フードプロセッサ等を利用して材料を刻む・混ぜる/市販の餃子の素(ひき肉に混ぜるだけ)を利用/市販の餃子の具(生の具入りひき肉)を利用/市販のカット野菜(みじん切りの野菜)を利用/皮に具を入れ、餃子の形に包む/皮に包むのは何人か共同で/チーズ・キムチなど変わりダネの具を入れる/フライパンで焼く/ホットプレートで焼く/市販の生餃子を利用/冷凍食品を利用/タレはしょう油・酢等を合わせる/ラー油を使う/餃子に付いてきたタレを利用/市販のポン酢・餃子専用のタレ等を利用/惣菜を利用/餃子・中華専門店等のテイクアウト・出前を利用/作るときにいつも隠し味に使う材料がある/多めに作り生のまま冷凍保存/多めに作り焼いてから冷凍保存
(6)コロッケ 09 :じゃがいも・かぼちゃをゆでる・つぶす/じゃがいも・かぼちゃをゆでるのに電子レンジを使う/煮物・カレー等の残り物を利用する/豆腐・おから等で増量・かさ増しする/小麦粉・とき卵・パン粉で衣をつける/たっぷりの油で揚げる/少ない油で揚げる/調理家電(オーブン、オーブントースター、スチームレンジ、ノンオイルフライヤー等)を利用し、油で揚げない調理をする/市販の冷凍食品を油で揚げる/市販の冷凍食品(オーブントースター用、電子レンジ用等)を利用し、油で揚げない調理をする/市販の生のコロッケ(揚げるだけ)を利用し、油で揚げる/揚げてある惣菜を利用する/惣菜の温めには電子レンジを利用する★/惣菜の温めには調理家電(オーブン、オーブントースター、スチームレンジ等)を利用する★/コンビニエンスストアで買って持ち帰る★/スーパーで買って持ち帰る★/お弁当店・惣菜店・肉屋等で買って持ち帰る★/コロッケ専門店のテイクアウト・お取り寄せを利用する/作るときにいつも隠し味に使う材料がある
(7)鍋料理★:野菜・肉・魚介類等の食材を使う/材料を洗う・皮をむく・切る/材料を下ゆでする/市販の鍋セット(野菜・肉・魚介類等の食材セット)を使う/市販のカット野菜を使う/鍋つゆは乾物からとっただしを使う/鍋つゆはしょう油・みりん等の基本調味料で味をつける/鍋つゆは市販の鍋つゆの素(1人前)を使う/鍋つゆは市販の鍋つゆの素(数人分)を使う/鍋の味付けはつけだれ(ぽん酢しょうゆ等)を使う/作るときにいつも隠し味に使う材料がある
2.朝食・夕食・弁当作りのシーン別実態
◆朝食シーンの実態
(1)家族全員が家で朝食を食べる頻度10 12 14:毎日〜月に1回程度/それ以下
(2)朝食の準備10 12 14:
【準備する人】自分/夫がいつも準備/夫が準備することもある/子供がいつも準備/子供が準備することもある/その他の家族
【準備の仕方】朝食用に調理したもの/お弁当用に調理したもの/常備菜(作り置きした日持ちするおかず)/夕食の残り物/1人用パック(カップ入りヨーグルト・納豆等)/ 味噌汁やスープはインスタントを利用/ご飯は朝に炊く/パンはホームベーカリー等で朝に焼く/毎日だいたい同じメニューを用意する/家族によってメニューが異なる/朝食を食べない家族がいる/朝食を弁当(おにぎりやサンドイッチ等)で持っていく家族がいる/朝食を外で買ったり外食している家族がいる/朝食を飲み物だけで済ませる家族がいる
【準備する人】自分/夫がいつも準備/夫が準備することもある/子供がいつも準備/子供が準備することもある/その他の家族
【準備の仕方】朝食用に調理したもの/お弁当用に調理したもの/常備菜(作り置きした日持ちするおかず)/夕食の残り物/1人用パック(カップ入りヨーグルト・納豆等)/ 味噌汁やスープはインスタントを利用/ご飯は朝に炊く/パンはホームベーカリー等で朝に焼く/毎日だいたい同じメニューを用意する/家族によってメニューが異なる/朝食を食べない家族がいる/朝食を弁当(おにぎりやサンドイッチ等)で持っていく家族がいる/朝食を外で買ったり外食している家族がいる/朝食を飲み物だけで済ませる家族がいる
(3)普段の平日の朝食メニュー 10 12 14:
【ごはん・パン】ごはんが多い/パンが多い/ごはんの日とパンの日がある/ごはんの人とパンの人がいる
【その他主食系】ラーメン/パスタ/うどん/そば/そうめん/おにぎり/シリアル・コーンフレーク・グラノーラ/パンケーキ・ホットケーキ・ワッフル/バランス栄養食品(カロリーメイト・バランスアップ・ウィダーインゼリー等)
【おかず】野菜料理・サラダ/卵料理/肉類(ハム・ソーセージ・ベーコン等)/魚類(干物・焼き魚等)/チーズ/納豆/のり/味噌汁/スープ
【飲み物】コーヒー/紅茶/日本茶・お茶/牛乳/野菜・果汁ジュース/水・ミネラルウォーター
【その他】果物/ヨーグルト/菓子・デザート
【ごはん・パン】ごはんが多い/パンが多い/ごはんの日とパンの日がある/ごはんの人とパンの人がいる
【その他主食系】ラーメン/パスタ/うどん/そば/そうめん/おにぎり/シリアル・コーンフレーク・グラノーラ/パンケーキ・ホットケーキ・ワッフル/バランス栄養食品(カロリーメイト・バランスアップ・ウィダーインゼリー等)
【おかず】野菜料理・サラダ/卵料理/肉類(ハム・ソーセージ・ベーコン等)/魚類(干物・焼き魚等)/チーズ/納豆/のり/味噌汁/スープ
【飲み物】コーヒー/紅茶/日本茶・お茶/牛乳/野菜・果汁ジュース/水・ミネラルウォーター
【その他】果物/ヨーグルト/菓子・デザート
◆夕食シーンの意識と実態
(1)メニューの作り方・レシピの情報源 09 10 11 12 13 14 15:母親・姑(義母)/姉妹・兄弟/友人・知人/店頭で作り方を聞いて/レストラン・外食時に作り方を聞いて/料理教室/カリスマ主婦・芸能人/プロの料理人/テレビ番組/新聞記事/雑誌記事/料理本・レシピ集/インターネットのレシピサイト等/インターネットのブログ・SNS等/店頭や商品パッケージにあるレシピ/調理家電や鍋付属のメニューブック
(2)家族全員が家で夕食を食べる頻度 09 10 11 12 13 14 15:毎日〜月に1回程度/それ以下
(3)夕食メニューの決め方 09 10 11 12 13 14 15:
【買い物のとき】メニューを決めてから買い物/買い物した後にメニューを決める/チラシ/売り場で食材/売り場のお勧めレシピ/携帯・スマホでレシピや材料の情報収集をしながら/お買い得品・見切り品から
【買い置き・残り物】まとめ買いした食材/使い残した食材/買い置き・常備している食材/生協等で届いた食材/作り置きした料理/食べ残りの料理
【心がけ】自分の好み/夫の好み/子供の好み/子供の食育(好き嫌いをなくす等)/健康・栄養バランス/節約・安い食材/簡単・手軽に作れる/ボリューム・腹持ちがいい/品数・種類が多い/見栄え・彩りがいい/高齢者が食べやすい/作り置きできる/ゴミを出さない/食材を丸ごと食べ切れる/その日に食べ切れる/弁当に使える/冷凍保存出来る/お酒に合う/1皿(ワンプレート)で済む
【買い物のとき】メニューを決めてから買い物/買い物した後にメニューを決める/チラシ/売り場で食材/売り場のお勧めレシピ/携帯・スマホでレシピや材料の情報収集をしながら/お買い得品・見切り品から
【買い置き・残り物】まとめ買いした食材/使い残した食材/買い置き・常備している食材/生協等で届いた食材/作り置きした料理/食べ残りの料理
【心がけ】自分の好み/夫の好み/子供の好み/子供の食育(好き嫌いをなくす等)/健康・栄養バランス/節約・安い食材/簡単・手軽に作れる/ボリューム・腹持ちがいい/品数・種類が多い/見栄え・彩りがいい/高齢者が食べやすい/作り置きできる/ゴミを出さない/食材を丸ごと食べ切れる/その日に食べ切れる/弁当に使える/冷凍保存出来る/お酒に合う/1皿(ワンプレート)で済む
◆弁当作りの意識・実態
(1)弁当を持っていく家族 09 10 11 12 13 14 15:自分/夫/保育園・幼稚園児/小学生/中学生/高校生/大学生/社会人の子供/他
(2)弁当作りの意識・行動 09 10 11 12 13 14 15:ここ1年で作る機会が増えた/減った/自分が作る/夫がいつも作る/夫が作ったり詰めたりすることもある/子供がいつも作る/子供が作ったり詰めたりすることもある/その他の家族が作る/ご飯は前日にタイマーセットする/ご飯は当日炊いたものを使う/ご飯はジャーや冷蔵庫保存のものを使う/ご飯は冷凍保存したものを使う/おかずはお弁当用に新しく作る/おかずに夕飯の残りものを使う/おかずに自家製の冷凍保存したものを使う/おかずに常備菜を使う★/市販の冷凍食品を利用する/市販の惣菜を利用する/市販の缶詰やレトルト食品を利用する/ご飯にはふりかけやのりをかける/お弁当は前日に詰めておく★/キャラ弁を作る★
◆常備菜作りの意識・実態
(1)常備菜(作り置きした日持ちするおかず)の作り置き★ :安い食材をまとめ買いした時/傷みやすい食材を日持ちさせるため/休日や時間のある時/メニューを一品増やすため/お酒のつまみ用/お弁当用/ご飯のおとも(ふりかけ・佃煮等)/汎用性のある調味料として使えるもの(肉みそ等)/野菜や乾物を煮物・きんぴらにする/野菜をマリネ・酢漬け・ピクルスにする/野菜を漬物にする/野菜に火を通して保存する(ゆで野菜・蒸し野菜等)/野菜を下ゆでして味をつけておく(おひたし・ごまあえ・ナムル等)/野菜を日持ちするサラダにする(ポテトサラダ・コールスロー等)/野菜を水分がなくなるまで炒めておく/肉や魚介類を調味料やたれに漬け置く/肉に火を通して保存する(蒸し鶏・鶏ハム等)
3.中食利用と買い物行動・食卓の変化
◆加工食品・中食・外食の利用
(1)市販の素・調理用ソース・簡便調味料の利用 09 10 12 13 14 15:チャーハンの素/炊き込みご飯・釜飯の素/ちらし寿司の素/カレールー/パスタソース/麺にかけるソース・スープ(ジャージャー麺等、そうめん用・中華麺用等)/ピザソース/ごまあえの素/白あえの素/酢みそ/浅漬けの素/マリネ・酢漬け・ピクルスの素/肉じゃがの素/和風の惣菜・おかずの素(炒め物・煮物・フライパン料理等)/丼の素/麻婆豆腐・麻婆ナスの素/餃子の素/中華炒めの素(青椒肉絲・回鍋肉・八宝菜・エビチリソース等)/ゴーヤーチャンプルーの素/ハンバーグの素/グラタンの素・グラタンソース/シチューの素/ハヤシライスの素/トマト味のソース・素(鶏肉のトマト煮等)/クリームソース煮の素/洋風の惣菜・おかずの素(炒め物・フライパン料理等)/おでんの素/○○鍋の素(ちゃんこ鍋・豆乳鍋・カレー鍋等)/洋風スープの素(鍋で作る)/中華スープの素(鍋で作る)/和風スープの素(鍋で作る)/塩麹
(2)中食・外食の使用 1.使用 02 06 08 09 10 11 12 13 14 15 2.あなたが抵抗を感じること 99 02 06 08 09 10 11 12 13 14 15
スーパーの惣菜/コンビニの惣菜/百貨店の惣菜/買った惣菜だけで夕食のおかず/買った惣菜をトレーやパックのまま食卓に出す/買った惣菜をアレンジして別の一品にする/調理済み冷凍食品を使う/野菜や魚介類等の素材の冷凍食品を使う/レトルト・パウチ入りのおかず(煮物やハンバーグ等)を使う/レトルトのルーやソース(カレーやパスタソース等)を使う/市販の合わせ調味料を使う/カット野菜を使う/市販の食材セット(鍋物セット・天ぷらセット等)を使う/メニューの材料一式が揃っているセットを使う/下味が付いている肉を使う/下味が付いている魚介類を使う/出来合い品を詰めてお弁当を作る/日常の食事に外食をする/日常の食事にホームデリバリー・出前を利用する/炊いてあるご飯を買って来る/コンビニ弁当・持ち帰り弁当で昼食/コンビニ弁当・持ち帰り弁当で夕食/ファーストフードで昼食/ファーストフードで夕食/インスタント食品(カップめん等)で昼食/インスタント食品(カップめん等)で夕食
スーパーの惣菜/コンビニの惣菜/百貨店の惣菜/買った惣菜だけで夕食のおかず/買った惣菜をトレーやパックのまま食卓に出す/買った惣菜をアレンジして別の一品にする/調理済み冷凍食品を使う/野菜や魚介類等の素材の冷凍食品を使う/レトルト・パウチ入りのおかず(煮物やハンバーグ等)を使う/レトルトのルーやソース(カレーやパスタソース等)を使う/市販の合わせ調味料を使う/カット野菜を使う/市販の食材セット(鍋物セット・天ぷらセット等)を使う/メニューの材料一式が揃っているセットを使う/下味が付いている肉を使う/下味が付いている魚介類を使う/出来合い品を詰めてお弁当を作る/日常の食事に外食をする/日常の食事にホームデリバリー・出前を利用する/炊いてあるご飯を買って来る/コンビニ弁当・持ち帰り弁当で昼食/コンビニ弁当・持ち帰り弁当で夕食/ファーストフードで昼食/ファーストフードで夕食/インスタント食品(カップめん等)で昼食/インスタント食品(カップめん等)で夕食
◆購買行動の意識
(1)食品購入時の心がけ・行動 08 09 10 11 12 13 14 15:高くても品質のいい店に行く/環境に配慮した店に行く/ポイントを集めている店に行く/安い店に行く/宅配(生協・有機野菜の宅配等)を利用する/特売品や見切り品を買う/割高な大手メーカーの商品より、スーパー独自の安い商品(PB)を買う/PBより、大手メーカーの商品を買う/高級品を買い控える/旬の食材を選ぶ/冷凍食材(冷凍の野菜・肉・魚介類等)を買う/お米・ご飯食にあう食材/焼きたてパン・ベーカリーのパンを買う/有機栽培・無添加等安全な商品を買う/まとめ買いする/必要な量だけ買う/買い物にエコバック等を持参/過剰包装を避ける/原発事故近くの産地のものを避ける/コンビニで買う/ミニスーパーで買う/100円ショップで買う/ドラッグストアで買う/ネットスーパーを活用する
4.日常の調理意識・行動
(1)料理に対する考えや行動の該当事項 08 09 10 11 12 13 14 15:家族が喜んでくれるので料理が楽しい/イベントや来客時には手の込んだ料理を作りたい/料理は得意な方/料理はレシピを自分なりにアレンジして作ることが多い/創作料理を作ってみることが多い/本格的な中華やイタリアンを手作りしたことがある/メニューのバランスに気を配っている/できるだけ健康に良い食材を使う/摂り過ぎに注意(カロリー控え目・減塩など)している/盛りつけや彩りに気を配っている/メニューの品数を多くしたい/メニューのボリュームを多くしたい/普段は調理時間が短いメニューが多い/普段は手間がかからないメニューが多い/普段は後片付けが簡単なメニューが多い/電子レンジや圧力なべ等で時間短縮している/調理家電の特定メニュー調理機能(オーブン等についているおまかせコース)をよく使っている/使う鍋を極力少なくする(何でもフライパン等)/洗い物を減らすため使う食器を極力少なくする/冷蔵庫はいつもいっぱい/地方名産の食材や調味料をお取り寄せしている/わけあり食材をお取り寄せしている/おいしいものなら多少高くてもかまわない/節約することが苦にはならない/スローフードに関心がある/食育に関心がある/日常的にお弁当を作っている/自家製のパン作りをしている/自家製のお菓子作りをしている/家庭菜園を行っている/夫が料理することも多い/子供が料理することも多い/夕食は家族バラバラに食事をすることが多い/夕食のメニューは食べ切ることが多い/夕食のメニューは次の食事・弁当等使いまわすことが多い/蒸す料理・スチーム料理が多い/携帯・スマートフォン・タブレット端末でレシピを見ながら作る
(2)料理や食事づくりの考えや行動 08 09 10 11 12 13 14 15:はい〜いいえ
1.料理することは好きだ
2.料理は素材から手作りする
3.出来合い品を上手に活用している
4.できるだけ食費を切り詰める
5.できるだけ調理時間を短縮する
6.できるだけ安心・安全な食材を使う
7.できるだけゴミを出さない
8.健康を意識して食事に気を配っている
1.料理することは好きだ
2.料理は素材から手作りする
3.出来合い品を上手に活用している
4.できるだけ食費を切り詰める
5.できるだけ調理時間を短縮する
6.できるだけ安心・安全な食材を使う
7.できるだけゴミを出さない
8.健康を意識して食事に気を配っている
【フェースシート】年齢/結婚歴/居住地域/職業/家族人数/家族構成/家族の該当事項(子供・高齢者・アレルギー等)/世帯年収
住まいのタイプ/キッチンの間取り・スタイル・最新設備/本人該当事項(お酒・パソコン・タブレット端末・スマホ・携帯電話・自家用車・生協)
調査概要
・調査対象:下記エリアに居住する20〜60代主婦(既婚女性)
1.首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)
2.中部圏(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)
3.近畿圏(京都府・大阪府・兵庫県)
・調査方法:「モニターリサーチ・システム」利用によるFAX調査
・有効回収数:1,065人(発送数1,500人・有効回収率71.0%)
・調査期間:2016年7月6日(水)〜13日(水)
1.首都圏(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)
2.中部圏(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)
3.近畿圏(京都府・大阪府・兵庫県)
・調査方法:「モニターリサーチ・システム」利用によるFAX調査
・有効回収数:1,065人(発送数1,500人・有効回収率71.0%)
・調査期間:2016年7月6日(水)〜13日(水)
調査のアウトプット
1.調査報告書(A4判・50ページ・2016年9月発行)
2.集計結果表(A4判・471ページ・2016年8月発行)
3.集計データ(CD-ROM) :クロス集計、ローデータ、他一式
2.集計結果表(A4判・471ページ・2016年8月発行)
3.集計データ(CD-ROM) :クロス集計、ローデータ、他一式
調査の価格
・定価420,000円(税別)・MDBメンバー価格380,000円(税別)
【調査購入のご案内】本調査は、弊社自主企画による調査に複数企業に参加・購入いただく方式で実施いたしました。
※本調査の成果物の著作権は(株)日本能率協会総合研究所が保有します。
※弊社は、本調査にご参加・購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご参加・購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。
※本調査の成果物の著作権は(株)日本能率協会総合研究所が保有します。
※弊社は、本調査にご参加・購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご参加・購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。
「メニューからみた食卓調査2016」結果の速報 ― ネット見て「早く・簡単・楽ちん」メニューを食卓・お弁当に ―
株式会社日本能率協会総合研究所(代表取締役社長:加藤文昭 本社:東京都港区)は、08年から毎年継続している最新調査として、16年7月に20代~60代主婦を対象に、「メニューからみた食卓調査2016」を実施いたしました。本調査は、主婦の調理に関する手作り・こだわり意識や、加工食品・中食の利用実態、その変化を検証するために企画・実施したものです。
メニュー情報源のトップはネットのレシピサイト、20代~40代のNo.1情報源に。50代・60代でも利用拡大中。
「レシピサイト」は、09年の36%から16年でほぼ倍増。20代では11年に1位、30代では13年に、40代では14年に、7割を超えて1位。60代では16年で「新聞記事」と逆転。
主食系の手作りメニュー「チャーハン」は、“素”や「冷凍食品」の拡大で、中食利用は5人に1人に増加中。
「チャーハン等」は手作りメニューが65%。中食メニューが19%で、09年から16年で5ポイント増加。「市販の冷凍食品」を「電子レンジで調理」が2割、「フライパンで調理」が1割超。
家庭の定番メニュー「餃子」を手作りする人は減少。「冷凍食品」「生餃子」を買って「フライパンで焼く」へ。
月に1回以上登場するメニューで「餃子」は72%。手作りメニューでは37%。「冷凍食品を利用する」が30%から48%に、「市販の生餃子を利用する」が36%から42%に、年々増加。
お弁当作りに、40代~50代では「冷凍食品」が必須。20代ではおかずの使いまわしと、前日に「キャラ弁」づくり。
お弁当作りが日課の主婦は、40代で最も多く77%、60代で最も少なく27%。「市販の冷凍食品を利用」は40代で77%、50代で70%。20代は、「おかずに常備菜を使う」が目立つ。
“常備菜”を作るシーン、60代はもう一品、ご飯のおともに。20代~40代はまとめ買い時・お弁当用に作り置く。
「メニューを一品増やすため」は60代で最も多く、「安い食材をまとめ買いした時」は30代で多い回答。「休日や時間のある時に」は20代で4割超、「お弁当用に」は40代・20代で3割超。
調査概要
調査対象:首都圏・中部圏・近畿圏に居住する、20代~60代の主婦(既婚女性)
調査方法:日本能率協会総合研究所「モニターリサーチ・システム」利用によるFAX調査
有効回収数:1,065人(発送数1,500人、有効回収率71.0%)
調査実施日:2016年7月6日(水)~7月13日(水)
調査方法:日本能率協会総合研究所「モニターリサーチ・システム」利用によるFAX調査
有効回収数:1,065人(発送数1,500人、有効回収率71.0%)
調査実施日:2016年7月6日(水)~7月13日(水)
メニュー情報源のトップはネットのレシピサイト、20代~40代のNo.1情報源に。50代・60代でも利用拡大中。
メニューの作り方・レシピの情報源について聞いたところ、「インターネットのレシピサイト等」が71%と7割を超えて1位、次いで2位の「料理本・レシピ集」、3位の「テレビ番組」がともに5割台、以下「母親・姑(義母)」が4割台、「雑誌記事」が3割弱と続きます。
「レシピサイト」は、時系列でみると、最初に情報源を聞いた09年では36%と5位に過ぎなかったものが、14年から1位の情報源となり、09年から16年でほぼ倍増です。
「レシピサイト」の増加を年代別にみると、20代では11年にいち早く8割を超え、1位の情報源となり、以降9割前後をキープしています。その後30代では13年に、40代では14年に、7割を超えて1位の情報源となりました。20代・30代・40代とも、それまで1位だった「料理本・レシピ集」から、「レシピサイト」に取って換わりました。
50代では、「レシピサイト」が09年の3割弱から16年の6割強に倍増しましたが、1位は僅差で「料理本・レシピ集」、「テレビ番組」も6割弱と高くなっています。
60代では、09年から15年までの順位は、1位「テレビ番組」、2位「料理本・レシピ集」、3位「新聞記事」でしたが、16年では「レシピサイト」が5割を超え、僅差ながら「新聞記事」と逆転して3位となりました。
「レシピサイト」は、時系列でみると、最初に情報源を聞いた09年では36%と5位に過ぎなかったものが、14年から1位の情報源となり、09年から16年でほぼ倍増です。
「レシピサイト」の増加を年代別にみると、20代では11年にいち早く8割を超え、1位の情報源となり、以降9割前後をキープしています。その後30代では13年に、40代では14年に、7割を超えて1位の情報源となりました。20代・30代・40代とも、それまで1位だった「料理本・レシピ集」から、「レシピサイト」に取って換わりました。
50代では、「レシピサイト」が09年の3割弱から16年の6割強に倍増しましたが、1位は僅差で「料理本・レシピ集」、「テレビ番組」も6割弱と高くなっています。
60代では、09年から15年までの順位は、1位「テレビ番組」、2位「料理本・レシピ集」、3位「新聞記事」でしたが、16年では「レシピサイト」が5割を超え、僅差ながら「新聞記事」と逆転して3位となりました。
図表1 メニューの作り方・レシピの情報源(MA)
主食系の手作りメニュー「チャーハン」は、“素”や「冷凍食品」の拡大で、中食利用は5人に1人に増加中。
あらかじめ65項目のメニューの選択肢を挙げ、手作りすることが多いメニューを聞いたところ、「チャーハン・ピラフ・焼き飯」を挙げた主婦は65%と3人に2人でした。同様に、中食利用の多いメニューを聞いたところ、「チャーハン等」は19%と5人に1人でした。
時系列でみると、手作りメニューの「チャーハン等」は、09年には7割を超えていましたが徐々に減少傾向で、09年から16年で5ポイント以上少なくなりました。一方、中食メニューの「チャーハン等」は、09年から16年で5ポイント増加しています。
チャーハンの作り方を聞いた設問では、7割以上が「野菜・肉等の材料を包丁等で細かく刻む」「塩・こしょう・しょう油等の基本調味料で味をつける」「フライパンで炒める」と回答しており、“手作り”の手順で作ることが一般的だと思われます。一方で、「市販のチャーハンの素を使う」が3割、「市販の冷凍食品」を「電子レンジで調理」するが2割、「フライパンで調理」するが1割を超えており、便利な市販品を利用している人も少なからずいます。
チャーハンは、残りご飯とありあわせの具材でさっと作ることのできる、主食系ワンディッシュの“お助けメニュー”ですが、手作りではなく市販品を買って作る人も徐々に増えてきているようです。
時系列でみると、手作りメニューの「チャーハン等」は、09年には7割を超えていましたが徐々に減少傾向で、09年から16年で5ポイント以上少なくなりました。一方、中食メニューの「チャーハン等」は、09年から16年で5ポイント増加しています。
チャーハンの作り方を聞いた設問では、7割以上が「野菜・肉等の材料を包丁等で細かく刻む」「塩・こしょう・しょう油等の基本調味料で味をつける」「フライパンで炒める」と回答しており、“手作り”の手順で作ることが一般的だと思われます。一方で、「市販のチャーハンの素を使う」が3割、「市販の冷凍食品」を「電子レンジで調理」するが2割、「フライパンで調理」するが1割を超えており、便利な市販品を利用している人も少なからずいます。
チャーハンは、残りご飯とありあわせの具材でさっと作ることのできる、主食系ワンディッシュの“お助けメニュー”ですが、手作りではなく市販品を買って作る人も徐々に増えてきているようです。
図表2 チャーハンの作り方(MA)
家庭の定番メニュー「餃子」を手作りする人は減少。「冷凍食品」「生餃子」を買って「フライパンで焼く」へ。
65項目のメニューの選択肢を挙げ、月に1回以上食卓に登場するメニューを聞いたところ、「餃子」を挙げた主婦は72%でした。手作りすることの多いメニューでは、「餃子」は37%でした。
時系列でみると、月1回以上登場の「餃子」は、10年~11年で77%のピークをはさみつつ、08年から16年にかけて7割台をキープしており、家庭の定番メニューとして定着している様子です。手作りメニューに挙げた主婦は08年から11年までは4割半でしたが、その後減少傾向です。
餃子の作り方を聞いた設問では、6割以上が「フライパンで焼く」と答えており、“自宅で焼いて”調理することが一般的なようです。また、半数以上が「皮に具を入れ、餃子の形に包む」「ひき肉に野菜・調味料等の材料を混ぜて具を作る」と答えており、“手作り”していると思われる手順が多数派です。しかしながら、その“手作り”手順は11年までの6割台から12年以降5割台に減少しています。
代わって、08年から16年で、「冷凍食品を利用する」が30%から48%に、「市販の生餃子を利用する」が36%から42%に、それぞれ年々増加し、半数に近づきつつあります。
家庭の定番メニューである「餃子」も、まだ“手作り”が一般的ながらも、市販品を買ってきて「フライパンで焼く」メニューに変わりつつあるのかもしれません。
時系列でみると、月1回以上登場の「餃子」は、10年~11年で77%のピークをはさみつつ、08年から16年にかけて7割台をキープしており、家庭の定番メニューとして定着している様子です。手作りメニューに挙げた主婦は08年から11年までは4割半でしたが、その後減少傾向です。
餃子の作り方を聞いた設問では、6割以上が「フライパンで焼く」と答えており、“自宅で焼いて”調理することが一般的なようです。また、半数以上が「皮に具を入れ、餃子の形に包む」「ひき肉に野菜・調味料等の材料を混ぜて具を作る」と答えており、“手作り”していると思われる手順が多数派です。しかしながら、その“手作り”手順は11年までの6割台から12年以降5割台に減少しています。
代わって、08年から16年で、「冷凍食品を利用する」が30%から48%に、「市販の生餃子を利用する」が36%から42%に、それぞれ年々増加し、半数に近づきつつあります。
家庭の定番メニューである「餃子」も、まだ“手作り”が一般的ながらも、市販品を買ってきて「フライパンで焼く」メニューに変わりつつあるのかもしれません。
図表3 餃子の作り方(MA)
お弁当作りに、40代~50代では「冷凍食品」が必須。20代ではおかずの使いまわしと、前日に「キャラ弁」づくり。
お弁当を日常的に持っていく家族を聞き、自分や家族の誰かしらに回答があった、お弁当作りが日課の主婦は58%、「あてはまる人がいない」は42%でした。お弁当を持っていく家族がいる主婦は、最も多かったのが40代の77%、次いで50代の67%、最も少なかったのが60代の27%でした。
お弁当を持っていく家族がいる主婦に、お弁当作りについてあてはまることを聞いたところ、「市販の冷凍食品を利用する」は、40代で最も高く77%、次いで50代で70%でした。40代~50代は、お弁当を持っていく家族も多く、自身も働いている人が多い忙しい主婦です。「冷凍食品」はそうした年代では必須のアイテムとなっているようです。
一方、「おかずはお弁当用に新しく作る」は、40代~60代で半数を超えていましたが、20代では4割に過ぎませんでした。
各年代中20代が最も多く目立ったのは、「おかずに冷蔵の常備菜(作り置きした日持ちするおかず)を使う」「おかずに自家製の冷凍保存(ホームフリージング)したものを使う」「お弁当は前日に詰めておく」「キャラ弁(キャラクターの顔などを食材で作るお弁当)を作る」でした。20代では、お弁当に入れるために、おかずを作り置いて保存するという、おかずの使いまわしが目立ちます。また、小さい子供のために、手の込んだ「キャラ弁」を前日に作るということが特徴となっているようです。
お弁当を持っていく家族がいる主婦に、お弁当作りについてあてはまることを聞いたところ、「市販の冷凍食品を利用する」は、40代で最も高く77%、次いで50代で70%でした。40代~50代は、お弁当を持っていく家族も多く、自身も働いている人が多い忙しい主婦です。「冷凍食品」はそうした年代では必須のアイテムとなっているようです。
一方、「おかずはお弁当用に新しく作る」は、40代~60代で半数を超えていましたが、20代では4割に過ぎませんでした。
各年代中20代が最も多く目立ったのは、「おかずに冷蔵の常備菜(作り置きした日持ちするおかず)を使う」「おかずに自家製の冷凍保存(ホームフリージング)したものを使う」「お弁当は前日に詰めておく」「キャラ弁(キャラクターの顔などを食材で作るお弁当)を作る」でした。20代では、お弁当に入れるために、おかずを作り置いて保存するという、おかずの使いまわしが目立ちます。また、小さい子供のために、手の込んだ「キャラ弁」を前日に作るということが特徴となっているようです。
図表4 お弁当作りの実態(MA)
“常備菜”を作るシーン、60代はもう一品、ご飯のおともに。20代~40代はまとめ買い時・お弁当用に作り置く。
常備菜(作り置きした日持ちするおかず)について、何を意識してどのようなものを作ることが多いか聞きました。何らかの回答があった、常備菜の作り置きをしている主婦は全体で76%、「常備菜の作り置きはしない」が24%でした。常備菜の作り置きをしている主婦を年代別にみると、60代では85%と高い一方、20代~50代では7割台でした。
常備菜作りは「メニューを一品増やすために作り置く」「安い食材をまとめ買いした時に作り置く」という回答が3割を超えていました。「メニューを一品増やすため」は60代で最も多く、「安い食材をまとめ買いした時」は30代で多い回答でした。「休日や時間のある時に作り置く」は20代で4割を超えて高く、「お弁当用に作り置く」は40代・20代でともに3割を超えていました。「ご飯のおともになるものにする(ふりかけ・佃煮等)」は60代で2割と目立っています。
60代では、もう一品のメニューとなるものや、ご飯のおともになるものを作り置くという、常備菜としてイメージしやすいシーンが、煮物・漬物などの野菜メニューを中心に特に高く目立っています。しかしながら、50代以下ではこうした常備菜イメージは多くありません。一方20代~40代では、まとめ買いした時や時間のある時に、お弁当用を意識してのおかずの使いまわしの工夫として、常備菜を作り置いているようです。
常備菜作りは「メニューを一品増やすために作り置く」「安い食材をまとめ買いした時に作り置く」という回答が3割を超えていました。「メニューを一品増やすため」は60代で最も多く、「安い食材をまとめ買いした時」は30代で多い回答でした。「休日や時間のある時に作り置く」は20代で4割を超えて高く、「お弁当用に作り置く」は40代・20代でともに3割を超えていました。「ご飯のおともになるものにする(ふりかけ・佃煮等)」は60代で2割と目立っています。
60代では、もう一品のメニューとなるものや、ご飯のおともになるものを作り置くという、常備菜としてイメージしやすいシーンが、煮物・漬物などの野菜メニューを中心に特に高く目立っています。しかしながら、50代以下ではこうした常備菜イメージは多くありません。一方20代~40代では、まとめ買いした時や時間のある時に、お弁当用を意識してのおかずの使いまわしの工夫として、常備菜を作り置いているようです。
図表5 常備菜作りについての該当事項(MA)
調査の内容
「メニューからみた食卓調査2016」は、20~60代主婦を対象に、主婦の調理に関する手作り・こだわり意識や、加工食品・中食の利用実態、その変化を検証するため、下記項目について調査を企画・実施いたしました。
1)料理・食に対する意識・行動
2)日常メニューのポジショニング
メニュー65品目:<1>定番メニュー <2>手作りメニュー <3>イベントメニュー <4>中食メニュー
3)代表メニューの作り方
調理実態:<1>カレー <2>パスタ・スパゲッティ <3>ピザ <4>チャーハン <5>餃子 <6>コロッケ <7>鍋料理
4)夕食・朝食・お弁当作り・常備菜について
メニューレシピの情報源
夕食シーン:<1>家族全員の夕食頻度、<2>夕食メニューの決め方
朝食シーン:<1>家庭での朝食頻度、<2>朝食の準備、<3>朝食メニュー
お弁当:<1>お弁当を持っていく家族、<2>お弁当作りの意識・行動
常備菜:常備菜の実態
夕食シーン:<1>家族全員の夕食頻度、<2>夕食メニューの決め方
朝食シーン:<1>家庭での朝食頻度、<2>朝食の準備、<3>朝食メニュー
お弁当:<1>お弁当を持っていく家族、<2>お弁当作りの意識・行動
常備菜:常備菜の実態
5)中食利用と買い物行動
市販の素・調理用ソース・簡便調味料:利用品目
中食・外食の利用:<1>よく行なう、<2>抵抗感
買い物行動:食品購入時の心がけ
これまで、2008年・2009年・2010年・2011年・2012年・2013年・2014年・2015年に「メニューからみた食卓調査」を実施しており、本調査はその継続調査です。
本調査は、食卓とメニューの生活者データベースとして、食生活のマーケティング戦略に必要不可欠な基礎調査データとなります。今回はその中から、「メニューの作り方・レシピの情報源」「チャーハンの作り方」「餃子の作り方」「お弁当作りの実態」「常備菜作りについての該当事項」に焦点を当てて結果の速報を報告しています。
中食・外食の利用:<1>よく行なう、<2>抵抗感
買い物行動:食品購入時の心がけ
これまで、2008年・2009年・2010年・2011年・2012年・2013年・2014年・2015年に「メニューからみた食卓調査」を実施しており、本調査はその継続調査です。
本調査は、食卓とメニューの生活者データベースとして、食生活のマーケティング戦略に必要不可欠な基礎調査データとなります。今回はその中から、「メニューの作り方・レシピの情報源」「チャーハンの作り方」「餃子の作り方」「お弁当作りの実態」「常備菜作りについての該当事項」に焦点を当てて結果の速報を報告しています。
調査購入のご案内
本調査は、弊社自主企画による調査に複数企業がご参加いただく方式で実施し、以下のアウトプット一式を提供いたします。
調査のアウトプット
調査報告書:A4判・50ページ・2016年9月発行
集計結果数表:A4判・471ページ・2016年8月発行
集計データ(CD-ROM):クロス集計、ローデータ、他
集計結果数表:A4判・471ページ・2016年8月発行
集計データ(CD-ROM):クロス集計、ローデータ、他
購入費用
定価420,000円(税別)/MDBメンバー価格380,000円(税別)
※本調査の成果物の著作権は(株)日本能率協会総合研究所が保有します。
※弊社は、本調査にご参加・購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご参加・購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。
※弊社は、本調査にご参加・購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご参加・購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。
本件についてのお問い合わせ先
株式会社日本能率協会総合研究所
経営・マーケティング研究部 担当︓土井
〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22
TEL:03-3578-7607 FAX:03-3578-7614 (E-mail:info_mlmc@jmar.co.jp)
本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。
経営・マーケティング研究部 担当︓土井
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TEL:03-3578-7607 FAX:03-3578-7614 (E-mail:info_mlmc@jmar.co.jp)
本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。