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トップページNEWS & COLUMNNo.1マーケティング調査の考え方【第1回】No.1マーケティングの種類とその効果
2020.05.26 UP

No.1マーケティング調査の考え方
【第1回】No.1マーケティングの種類とその効果





テレビCMや街頭広告でよく目にする「売上No.1」「顧客満足度No.1」。

「No.1」訴求は、視認性も高く、商品力を高める有効な手段ですが、正しい調査が不可欠です。 そこで、「No.1マーケティング」を効果的なものとするためのポイントや留意事項について、コラムシリーズ形式でご紹介していきます。

第1回目は、No.1マーケティングの種類やその効果についてご紹介いたします。貴社の販促活動に活かせる調査の実施・検討にお役立ていただけると幸いです。



1.No.1マーケティングとは

テレビCMや街頭の広告で「売上No.1」「顧客満足度No.1」「世界初」「国内最大」といった表示を毎日のように目にすることができると思います。
ご存じのように、「No.1マーケティング」とは、「供給する商品・サービスの内容の優良性等を一般消費者に訴求するために、広告等でNo.1表示(No.1、世界初、等)を活用したマーケティング活動」を指します。「最大級表現」「最上級表示」とも呼ばれます。
現在、あらゆる商品・サービスで、あらゆる広告媒体で、このNo.1マーケティングが溢れています。



2.No.1マーケティングの種類

公正取引委員会の調査によると、No.1表示の多い商品は、食品(22.3%)、家電(18.7%)、化粧品(17.5%)となっています。サービスでは学習塾(16.9%)が最多、続いて住宅関連となっています。



No.1表示の種類としては、「売上実績(42.9%)」が圧倒的に多く、続いて「顧客満足度(15.2%)」、「販売価格(10.4%)」となっています。




3.No.1マーケティングの効果

では、このNo.1マーケティングは効果があるのでしょうか。
同じ公正取引委員会の調査では、商品等を購入しようとする際にNo.1表示を「よく参考にする」と回答した人が12.5%、「時々参考にする」が67.7%でした。
程度の差はあれど「参考にする」と回答した人が合計8割にのぼっており、消費者に対しては一定の効果がある、と言えると思います。


そして、そのNo.1表示を参考にする理由としては、「効果・性能が優れていると思うから」と回答した人が76.6%と最多となっています。



例えば、日本で一番高い山といえばほとんどの人が「富士山」と答えられますが、2番目に高い山が北岳(山梨県南アルプス市)であることはあまり知られていません。

つまり、「No.1」「第1位」のモノは強いインパクトを残しますが、2番手以降はあまり記憶に残らない、ということが言えると思います。そして、もし「No.1」「第1位」の要素があるならば、積極的に発信していけば認知もされやすい、ということが言えそうです。



4.諦めていませんか?No.1マーケティング

そして、「No.1マーケティング」には、客観的な事実に基づくエビデンスが必要となります。根拠なしにNo.1表示等を行うと、景表法の規定に基づき課徴金の納付命令が下ることもあります。

こうしたNo.1表示の多くは消費財で目にする機会が多いと思いますが、例えばPOSデータ等の既存データが存在しないカテゴリーの商材でも、JMARではNo.1調査を多数手掛けています。BtoB商材や、あの「世界記録」認定のための調査も手掛けています。

とはいえ、「No.1」にできれば何でもいいわけではありませんよね?
No.1マーケティングは、ブランド戦略との整合性なども考慮しつつ、わかりやすい訴求にすることで、より効果的に、好印象を与えることができるようになります。次回以降は、そんな効果的なNo.1マーケティングのための調査の留意点等について、ご紹介していきます。





No.1立証・検証調査についてのお問い合わせ先
株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部(担当:池田・稲富)
TEL:03-3578-7607
FAX:03-3578-7614
E-mail:info@jmar.biz




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