感染予防対策をしていても防ぎきれない新型コロナウイルス
マスクや消毒、手洗いなどの「からだの外側」の対策は充分だったものの、
「からだの内側」からの対策は不足している傾向に
マスクや消毒、手洗いなどの「からだの外側」の対策は充分だったものの、
「からだの内側」からの対策は不足している傾向に
新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、一人ひとりの感染予防は今もなお重要となっています。今回は、2020年3月頃~2021年5月までに新型コロナウイルスに罹った全国の成人男女300人にアンケート調査を行い、感染したと思われる経路や感染当時に行っていた感染予防対策、今後実施したい感染予防対策を調査しました。
※当社に無断で、本リリースの転載・引用を固く禁じます。
調査概要
調査対象者:全国の成人男女
調査目的:インターネット調査
調査実施時期:2021年5月29日(土)~6月4日(金)
回収サンプル数:300名
調査結果
◆まとめ
1. 発熱症状などから感染に気がつくケースが多く、職場や飲食店で感染したと認識されて
いる。なお、女性50~60代は家庭内感染が多いことが特徴的。感染後に長く続いてい
た症状がある方は6割強で、具体的な症状は「倦怠感・だるさ」が多い。
2. 感染予防対策については、充分対策できていたと思う方が4割、それなりに対策をして
いたと思う方が5割で、9割の方は予防対策をしていた。そのため、「まさか自分が感染
するとは思っていなかった」という気持ちの方が8割を占めている。感染時の感染症予
防対策としては、マスクや消毒・手洗い等のウイルスを取り込まないなど「からだの外
側」からの対策を中心になされていた。
3. 一方、免疫力維持などを意識した「からだの内側」からの対策に限ると、充分対策でき
ていたと思う方は2割、やや対策できていたと思う方は4割となっており、感染症予防対
策の中でも実施度が低いことが明らかとなった。内側からの対策ができていなかった理
由としては、「からだの外側からの対策で大丈夫だと思っていた」が約半数であった。
4. また、「からだの内側」からの対策ができていなかったと思う方は、からだの外側・内
側どちらの対策も今後の実施意向が高く、感染をきっかけに対策の重要性を認識したこ
とがうかがえる結果となった。
◆【対象者属性】(n=3,000)
【居住地域】
【同居家族】
【仕事の有無】
◆調査結果1
(いくつでも選択可)
◆調査結果2
◆調査結果3
◆調査結果4
◆調査結果5
A:まさか自分が感染するとは思っていなかった
B:やはり感染したかと思った
◆調査結果6
(いくつでも選択可)
◆調査結果7
◆調査結果8
◆調査結果9
【本調査に関するお問い合わせ】
担当:永田 池田 稲富
住所:〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22 日本能率協会ビル6階
TEL:03-3578-7607
e-mail:info@jmar.biz
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