新規事業を検討する場面、あるいは既存事業の大きな方針転換を検討する場面では、将来に向けて構想しているその事業の「ビジネス(事業)としての可能性」をできるだけ正確に見極めることが重要です。
フィジビリティスタディ(FS)とは、このような「事業の実現可能性を検証する」場面で実施する一連のリサーチを指します。初期仮説として策定したビジネスプラン案を、様々な視点から調査によって検証・評価します。調査結果に基づく考察から、事業のGo /No Go判断や、実現可能性を高めるための軌道修正を行います。
市場参入に向けた各フェーズの
検討視点およびリサーチ活動(例)
参入前
参入後
PHASE.1
参入検討
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- どの市場に進出する?
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- ・新たな市場の探索
- ・市場環境の分析
- ・顧客状況の把握
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- ・有望市場の探索
- ・マクロ環境・トレンドの把握
- ・参入障壁の確認
- ・消費者・事業者の基本理解
PHASE.2
戦略検討・立案
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- どう展開する?
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- ・有力競合先の研究
- ・協業先の把握
- ・ターゲット顧客とコンセプト検討
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- ・競合ビジネスモデル等研究
- ・サプライヤー・パートナー探索
- ・消費者・事業者ニーズ把握
PHASE.3
振り返り・再検討
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- 戦略や方向性は正しい?
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- ・市場・競合の変化の把握
- ・顧客からの評価の把握
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- ・市場構造の定点観測
- ・消費者・事業者の定点観測
- ・新製品・新ブランドの研究
調査で把握すべきこと、検証すべきことは多岐にわたるため、単一の調査ではすべてをカバーすることができません。必要となるデータや、それらのデータを得るための調査手法から全体を俯瞰すると、以下のようなフレームで整理されます。
JMARでは、上記フレームで記載されている調査領域をすべてカバーできます。業界調査(インダストリアルリサーチ)と消費者・生活者調査(コンシューマーリサーチ)それぞれの領域で専門のプロフェッショナルチームがあり、また、国内最大級のビジネスライブラリであるMDB(マーケティング・データ・バンク)を保有しています。
さらに、これまで蓄積してきたノウハウを活かし、リサーチの結果から事業の実現可能性を判断する一連のプロセスをコンサルティングによって一気通貫で伴走支援致します。