ブランド戦略

JMARのブランド戦略について
自社商品が望ましいブランドイメージを構築できているか把握するとともに、ブランドイメージに関する自社商品と競合商品の相対的な位置関係を把握します。これにより、自社商品の強み・弱みを整理して、今後のブランド戦略の具体的なアクションを検討していきます。主にコレスポンデンス分析や多次元尺度構成法(MDS)といった解析手法を活用します。
専門のデータアナリストによる的確な分析
分析経験が豊富なアナリストが、データの性質を十分理解した上で、課題解決のために適切な解析手法を適用します。
分析結果の活用まで踏み込んだサポート
分析をしたものの結果をどのように活用すべきかわからないというお客様には、結果の読み解きや、実際のマーケティング戦略への展開まで含めてサポートいたします。
既存データの再分析にも対応
新たに実施した調査データだけでなく、過去実施した調査データやPOSデータなどの既存データを対象に再分析を行うことも可能です。

解析手法

コレスポンデンス分析を用いた解析事例

コレスポンデンス分析は、自社ブランドおよび競合ブランドについて、消費者が知覚しているブランドイメージを1つのマップとして表現することで、ブランドの状態を視覚的に捉える方法です。これにより自社ブランドのポジショニングをどのように改めていくか(あるいは現在のポジショニングを更に強めていくか)を判断することが可能となります。以下は、コレスポンデンス分析によって自社ソフトクリームブランドのポジショニングの把握を試みた解析例です。

自社ブランドの訴求ポイントは「食感・口あたりが良い」「贅沢感・ごちそう感が高い」でしたが、これらは意図したとおりに訴求できていることが確認されました。しかし、同じく訴求ポイントであった「程よい甘味」「さっぱり」については競合ブランドCよりも強いイメージを構築できておらず、今後のプロモーションにより重点的に訴求すべき課題であることが示されました。

多次元尺度構成法を用いた解析事例

多次元尺度構成法とは、商品ブランドなどの評価対象物について、対象物間の関連性や類似性の強さをマップ上の点と点の距離に置き換えて、相対的な関係性を視覚化する手法です。解析を実施することで、自社ブランドが競合ブランドと明確に差別化できているか、あるいはどの競合ブランドと同一視されやすいのか、といったことを消費者の主観に基づいて判断できます。以下は、多次元尺度構成法に基づいて自社スキンケアブランドのポジショニングの把握を試みた解析事例です。

自社ブランドは30~40代を対象とした、美白効果を訴求した高価格帯の商品です。訴求点が異なる競合ブランドA~Cとは、ポジショニングマップ上の距離が大きく、消費者は明確に差異を認識していることがうかがえます。ただし、訴求点が類似している競合ブランドDとは距離が小さく、消費者は自社ブランドと競合ブランドDを明確に差別化できていない可能性があります。改善策として、現在訴求している効果をより強く打ち出す、新たな訴求ポイントを作り出す、訴求する対象年齢を明確にしてその対象年齢に最もマッチしたプロモーションを展開する、といったアクションを検討する必要があることが示されました。