特定保険用食品に関するブランド浸透度&ニーズ探索調査 結果概要


結果:特定保健用食品に関するブランド浸透度&ニーズ探索調査


調査目的

 株式会社日本能率協会総合研究所(代表取締役社長:榮 武男 本社:東京都港区)の運営する情報提供サービス機関マーケティング・データ・バンクは、全国の20〜69歳の男女を対象に、「特定保健用食品に関するブランド浸透度調査」を実施いたしました。
 「特定保健用食品制度」は1991年に発足し、1993年に表示許可第1号商品が誕生してから昨年で10年を迎えました。「特定保健用食品(以下、トクホ)」市場を急拡大させてきた乳酸菌を中心とする「整腸」関連に加え、近年は「歯」「中性脂肪・体脂肪」「コレステロール」「血糖」関連の市場が拡大し、2003年度の市場規模は5,670億円とも推計されています。
一方、「トクホ」周辺での機能性を訴求する新商品が数多く登場してきています。今後の「トクホ」マーケティング及び商品開発の重要性はますます大きくなっていくといえます。
 そこで、本調査は「トクホ」マークの浸透度、個別ブランド・栄養素の浸透度を明らかにし、性・年代の特徴、改善欲求、「トクホ」マークの購買における影響度、「トクホ」への期待は何か等について明らかにすることを目的に実施いたしました。その結果、下記のような実態が明らかになりましたので、ご報告いたします。


調査概要

調査手法 郵送による自記式アンケート
調査対象者 全国の20〜69歳の男女個人(性別・年代別均等割付)
発送数 1,500人
回収数 1,354人(有効回収率90.3%)
調査期間 2004年2月4日〜2月18日実施

トピック

「トクホ」マーク理解者は約4割。「マークは見たことがある」まででは8割強の人が認知。

「トクホ」マーク提示後に、「トクホのマークであることを知っている」人は4割弱。「マークは見たことがある」人は4割強であった。5年前に比べ、マークの理解者は大幅に増加している。


「トクホマーク認知者」の6割はトクホの利用経験あり。

現在も「トクホ」を利用しているのはマーク認知者の3割弱。


トクホ商品の認知率は、「ヤクルト」「キシリトールガム」「ビヒダスヨーグルト」「ファイブミニ」「ミロ」が8割を超える。


トクホ認識率トップ3は、「エコナクッキングオイル」、「アミールS」「ヤクルト」。


栄養素・成分認知率は、「ビフィズス菌」「食物繊維」「アミノ酸」「オリゴ糖」「キシリトール」が9割を超える。

「難消化性デキストリン」「ジアシルグリセロール」「POs‐ca」「CPP」「CPP-AP」は1割に満たない。


栄養素・成分の効果・効能認知率トップ3は、「ビフィズス菌」「食物繊維」「キシリトール」。

以下「アミノ酸」、「黒酢」までが効果・効能認知率5割を超える。


調査結果

「トクホ」マークの認知状況

特定保健用食品マーク
1.「トクホ」のマークであることを知っている人は4割弱。5年前の弊社調査に比べ理解度は大幅に増加しています。女性は男性に比べて「トクホ」マークの理解度が10ポイント以上も高い結果でした。
2.マークは見たことがある人は4割強。「トクホ」のマークであることを知っている人を合せると8割強の人がマークを認知していました。
3.現在最も気にしている症状別に見ると、『胃腸』を気にしている人のトクホマーク理解度が約45%と最も高い結果となりました。

トクホマークの認知率

「トクホ」の利用経験

1.トクホマーク認知者(「トクホのマークであることを知っている」+「マークは見たことがある」)に利用経験を聞きました。
2.利用経験率(「現在利用している」+「現在は利用していないが、以前に利用したことがある」)は約6割。現在利用率は3割弱でした。いずれも女性の方が男性を上回っています。
3.現在最も気にしている症状別に見ると、『お通じ・尿』『生活習慣病』を気にしている人の利用経験率が高くなっています。

トクホ利用経験

「トクホ商品」の認知状況

1.トクホ商品の認知率は「ヤクルト」が約98%でトップ。「キシリトールガム」は9割弱。以下「ビヒダスヨーグルト」「ファイブミニ」「ミロ」が8割以上の認知率でした。
2.トクホ以外の商品では、「アロエヨーグルト」が約9割でトップ。以下「毎日骨太」「毎日骨太ヨーグルト」「ミキプルーン」が8割以上の認知率でした。

注)本調査では、主要トクホ47品目、非トクホ商品20品目を調査対象としています。(商品一覧をご参照ください)


「トクホ」の認識

1.トクホだと知っている割合が高いのは、「エコナクッキングオイル」「アミールS」「ヤクルト」で3割以上のトクホ認識率でした。
2.トクホ以外の商品では、「明治プロビオヨーグルト」「ラクトフェリンヨーグルト」「フラバン茶」のトクホ認識率が高く、誤認されている(トクホだと思われている)ことが明らかになりました。
3.それぞれの商品使用者のトクホ認識率では、「ヘルシア緑茶」が約7割と最も高く、次いで「エコナクッキングオイル」「フラバン茶」が6割程度でした。「蕃爽麗茶」「アミールS」のトクホ認識率は5割程度で、「キシリトールガム」使用者は3割弱に止まっています。


栄養素・成分の認知率

1.認知率が最も高いのは「ビフィズス菌」の約96%でした。以下「食物繊維」「アミノ酸」「キシリトール」「黒酢」の認知率は9割前後でした。
2.性別では、女性の方が男性に比べて認知率が高く、特に「キトサン」「ナットウキナーゼ」「グルコサミン」「グァバ葉ポリフェノール」「ヘム鉄」では大きな差がありました。
3.また、トクホの関与成分として広く使用されている「難消化性デキストリン」、今回調査で使用者が多かったエコナの「ジアシルグリセロール」などの認知率は1割未満でした。


栄養素・成分の効果・効能認知率

1.効果・効能認知率は、「ビフィズス菌」が8割強でトップ。次いで「食物繊維」が8割弱、「キシリトール」は7割弱でした。
2.栄養素・成分の認知率に対して、「アミノ酸」「オリゴ糖」「黒酢」「ビール酵母」では効果・効能認知率が低い結果でした。


各種資料

特定保健用食品に関するブランド浸透度&ニーズ探索調査調査結果の概要



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JMA Reserch institute inc