◆「食費を切り詰める」は7割、特に20代で対前年低下、“節約疲れ”から「たまには“プチぜいたく”」8割以上。
「できるだけ食費を切り詰める」「節約はまだまだ必要だと思うが、たまには奮発している」という設問について、「はい」〜「いいえ」で答えてもらいました。
「食費の切り詰め」については、「はい」と答えた人は全体の30%、「どちらかといえば、はい」を合わせた“食費節約している人”は70%でした。
年代別にみると、“食費節約している人”は20代・30代で8割弱と多いのが、60代では6割まで減少します。年代が上がるにつれて食費の節約意識は低下する傾向で、経済的なゆとりと比例するようです。
“食費節約している人”をこの3年間で比較すると、08年の67%から09年で73%と増加したのが70%と減少傾向です。特に食費節約意識の強い20代・30代では、「はい」と答えた人が20代では08年39%→09年54%→10年44%、30代では08年22%→09年41%→10年37%と減少幅が大きいようです。一昨年に食品が一斉値上げした時から節約意識の強かった20代、昨年の景気後退と共に節約意識が急増した30代が、共に落着きを見せています。
一方、「たまには奮発している」については、「はい」と答えた人は全体の40%、「どちらかといえば、はい」を合わせた“プチぜいたくしている人”は86%でした。
年代別にみると、“プチぜいたくしている人”はどの年代でも8割以上、最も多いのが40代の90%、次いで60代、20代の順でした。経済的なゆとりとは比例せず、どの年代も生活の中で「たまには奮発」と“プチぜいたく”しています。この3年の節約一辺倒の風潮から、「食費切り詰め」はまだまだ主流ながら、たまには節約を一休みしたい気持ちが強くなってきたのでしょう。
図表1 食費節約意識とプチぜいたく意識 (SA)
