◆「体脂肪」「内臓脂肪」「中性脂肪」は、“メタボ”な人が気になる脂肪系用語
気になる健康用語について聞いてみたところ、図表3のような結果でした。
最も気になる用語は「体脂肪」、次いで、「血液サラサラ」、「内臓脂肪」の順でした。
ここであげた21 項目のうち、18 項目は男性計より女性計の方が高く、男性計が女性計を上回ったのは、「中
性脂肪」「血圧」「血糖値」の3 項目だけでした。一般的に女性の方が健康用語に敏感、男性は具体的な病気に
つながる数値に敏感ということが言えます。
特に女性の方が高かったのは「骨密度」「セルライト」「デトックス」で、「セルライト」は35 ポイント、「骨
密度」「デトックス」は20 ポイント以上、女性の関心が男性より高いという結果でした。それぞれ、高齢女性
の寝たきりを招く“骨粗しょう症”、肌に形となって現われる“皮下脂肪”、美容・ダイエットの大敵“毒素”
と結びつきの強い言葉で、より女性の方に、不安や恐怖を呼び起こすのでしょう。
一方、予備群でみると、男性予備群が男性計より多かったのは「体脂肪」「内臓脂肪」「中性脂肪」でした。
女性予備群が女性計より多かったのは男性予備群と共通する「体脂肪」「内臓脂肪」「中性脂肪」に加え、「皮
下脂肪」「血糖値」であり、10 ポイント以上の差でした。ほとんどが“脂肪”系の用語で、太り気味の予備群
は、太っていることの原因として各種の“脂肪”に関連する用語に関心が高いものと思われます。
予備群の人達は、「メタボリックシンドローム」という言葉についても、予備群男性の35%、予備群女性の
37%が気にしており、男性計・女性計より10 ポイント弱多く、「BMI」についても予備群で気にする人が多
いという結果でした。本人が予備群であることを自覚しているかどうかはともかく、少なくとも“メタボ”関
連用語には関心が高いようです。
図表3 気になる健康用語(MA)
